真夏の夜の夢 超能力者出現か

私は、全く平凡な何処にでもいる人間だと思っている、
しかし先般も触れたが肉親が命の瀬戸際になると不思議な経験をする。

それまで妻や子供達家族さえ匙を投げてあきらめていた本人の意識
が、私が見舞い、耳元で問いかけることに反応する不思議、これは
どう説明すれば良いのだろうか ?

あえて医師に聞くこともなかったが、私は他人と比較しても地元で
名医と名の付く数名の懇意にしている医者が居る。

いちど、雑談の折にでも聞いてみようかと思っている、
何故なら、自分が、そろそろ死出に旅立つ本人の立場になる年齢に
差し掛かっているからである。

家族の問いかけに反応できる我であろうかと ?
出来れば克明に臨終の間際の景色や人物の人間模様を解き明かしたい。

私の周囲で何人かの人が、あの世へ向かう家族を見送る際の描写を
説明してくれたことがある。

「おおい! 迎えの船はまだか ?」
後輩の伯父さんが亡くなる時の話、それっきり帰ってこなかった。
三途の川を渡ったのだろうと後輩は話してくれた。

「やかましいの ! (方言で うるさいの 意) 桟橋に小人が大勢
いる ?」
 同 上

三途の川を渡って向こう岸へ着いた、その時亡くなった姉が現われて
「まだ、来たらいけん ( 駄目だ) 帰れ !」

激しい気迫の言葉で弟を諭したそうである、彼は姉の言葉に従った、
そして生還した。

8月のお盆を迎えて
田舎の風習で、本来の仏壇の前に四隅の台を設えて、お位牌、お供え物
ロ-ソク、線香をあげる、四隅には笹の葉を飾る。

突然、笛が鳴るように笹の葉が鳴き出す、私自身、何度も経験したが、
田舎では、それを先祖がこぞって帰ってきたと評していた。

私の後輩は、脳梗塞で日赤に運ばれて緊急手術で命を取り留めたが、
彼が退院して向かえたお盆に、その不思議な現象が現われた、

笹の葉に囲まれた仏壇の部屋で寝ていた彼は、うとうとしていたが
大勢の人間の声に目が覚めた・・・

「何だ ?」
仏壇の下一面に、数え切れない小人が蠢いていた、その騒がしい会話は
日本語でなく、聞いたことのない言語で有ったそうだ。

彼が私に言うには、それはけっして夢ではない、現実だったと、
どう解釈すれば良いのだろうか・・・。

真夏の夜の夢、真夏の幽霊、

私が体験する超自然現象、それは何かの超能力の前触れか ?
又は、いよいよ見納めの舞台なのか ?

意識の無くなった身内が私に反応する、身近な家族さえあきらめた命の
瀬戸際、
その中には物理的に説明できない現象、言葉を発する者さえいる現実、
何故なのか ?

もっと踏み込んで、あの世とこの世のコミュニケ-ションが図れるなら、
それは、ノ-ベル賞ものである。

S先生! S博士!
今をときめく、文学界の芥川賞受賞者 又吉直樹先生、ピ-ス又吉先生
以上の脚光を浴びることになる。

それは、冗談としても
真夏の夜の夢、超能力者S博士の誕生が其処に来ているのかも知れませんよ。

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