まばゆい太陽がコロナに打ち萎れた人々を勇気づけている。
私たちの年代はあの大戦の直後には幼子だったが小学校へあがる時の写真を見ると藁草履で薄っぺらい着物を着て写真に納まっている。
物のない時代、いつも腹を空かせていた耐乏の時代でもあった、それでも一筋の救いは海と山に囲まれた風光明媚な村であった事、故に町の人々と比べて貧相ながらもどうにか食べ物を得られた。
芋と麦、そして夜になると沖合に出て漁をする大人達のお陰で雑魚が手に入った、どうにか貧乏な日々でも耐えられたのである、その時の村人や両親の辛抱、努力は私の血と肉になっている。
貧乏とは辛いもの、腹を空かせる事は耐え難い事、今、世界の情報が即入って来る、アフリカで中東でそして北朝鮮で泣きの涙どん底の生活を余儀なくされる民がいる。
私達が数十年前に経験した地獄の苦しみを、今、現実に突きつけられる人々がいる、私はコロナウイルスに目を向ける時、この人々の苦境に思いが向くのである。
人間は幾度となく自然界の細菌に苦しめられて来た、医療に携わる人達の身を捨てた努力で救われ克服して来たのである、今回のウイルスは、人の手が加えられているのではと疑われている。
それだけ勝ち抜く事は困難だと思うが、収束にこぎつけると希望を持って対処したい、人間の英知が不届きな悪魔を蹴散らすと確信する。
照りつける太陽が「負けるな ! がんばれよ !」と叫んでいる。
どこかで核実験と伝えられ、アメリカはじめ欧州の主要国が非難の声を上げた、コロナ発祥の地中国の動向に世界の目が集まる、その上、朝鮮半島でミサイルが打ち上げられた。
人間は懲りない動物だか、それでも心のある生き物だと見ていたがこの思いは修正しなくてはならないようである、
無神論者は怖れるものがないだけ唯我独尊になると言われるが、人間破壊者の烙印を押す事になりそうである。
コロナウイルスの現状を見れば、核実験及びミサイル発射等は考えられぬ暴挙である、その今中国各地で天変地変が頻繁に起きている、それは、何を意味しているか、神を恐れぬ者への警告か ?
数兆匹と言われるバッターの大群と三峡ダムから眼を逸らすな !
地球上の神と宇宙からの飛来者の合意が結ばれたように思われる、果たして地球の行く末は、悪魔の野望を打ち砕くことが出来るか。
太陽の元、木陰で涼を取る私の前に花を散らせた桜の小枝が揺れている。
平和の大切さを訴えるように「負けるな! そして驕るな ?」 !?