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人生

コロナを恐れるな されど侮るな

お天気雲が青空を見せて浮かんでいる、陽光降り注ぐ中に気だるさを感じるのはコロナのせい   ?

社会全体が淀んだ空気を伺わせるのはこのコロナ異変のなせるわざである。

マスコミに登場の医療関係者はじめコメンテーターが怖い数字をあげて解説している、処置を講じない場合の死者の数、それは国民が愕然とする予期せぬ数字だった、誰もがその中に含まれたくない、出来る事なら自分は感染したくない、それが多数の意見である。

それでも社会生活は営まれる、生活が激変した人、職場を追われる人、露頭に迷う人、安定した生活を維持できるものは少数に成り下がる、そのなかで大きなニュースが流れた、

ソフトバンクグループがファンド事業で巨額損失を計上の見通しとなった、その数字がまた私たちには現実の範疇を越えている、さすが孫社長、一代で築き上げた企業である、私達には真似が出来ない。

東京の繁華街から人通りが途絶えた、僅かだが見かけるが、この短い期間で一変した。

東京は憧れ、希望に溢れた都会、青春に涙し追いかけた街、その東京が侘しく佇んでいる、道行く人の影薄し、我が青春の残像が踏みにじられるような胸の痛みを覚える。

千葉の友と語り合う約束は「コロナ収束の暁には東京の夜景のもと酒を酌み交わそう!」人と人の縁がコロナウイルスで閉ざされる悲しみ、故郷への帰郷さえ「帰って来るな!」の冷たさ、若者たちの戸惑いが愛しくて哀しい。

日本列島は戦後初めての生命の危機に直面している、なぜ故に今回の事態を迎えたのか、視界硬直が収まったら世界情勢を紐解く事である、政界、官界、経済界主導の復興が何を犠牲に成り立ったのか、振り返る必要がある。

それらを誘導、報道したマスコミ界に瑕疵はなかったのか、国民全員の反省が求められる、私たちが生まれて育った故郷の山河、街のあちこちに見かけられた駄菓子屋さんの社会、今になって見ると切なさの望郷にかすんでならない、愛しの日本よ   !

降り注ぐ午後のひととき、仕事に一段落した私は、諸々の思索に耽っている、我が身を振り返ることのなかった暴れ馬、家庭を犠牲に好き勝手な人生を歩んで来た、私の歳でコロナ感染は即寿命の期限切れと自分なりに達観しているが、それでも成すべき事は残っている。

次代へのバトンタッチ   !

親父は偉かった   ?

道楽者め、とうとう逝ったか   !

その評価は死んだ後くだされる、私は寛容として受け入れるつもりである。

あの、内気ないじめられっ子が、弱きを助け強きを挫く男に育てられた、自ら求めたことではあるが !

「同級生でSが一番変わった   !」

「お前は一旦振り上げたら必ず振り下ろす   !」

共に中学と高校のリーダー達の評だった、私の数少ない勲章だと大切に受け取っている。

「我が青春は失敗だらけ、されど我が人生に悔いはなし   !」 男   Sの懺悔である。

「何事も覚悟すれば乗り越えられる、コロナを恐れるな、されど侮るな   !」

最後にこの言葉を贈って、この章を終わります。

コロナを恐れるな されど侮るな             !?

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