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人生, 思い出

ジメジメと降る雨

ジメジメと降る雨、その上寒い寒すぎる、どうにかならんものか、人間社会とまるで同じ。

良い人(カラッと晴れた) 悪い人(いんきくさい)周囲の人間模様に、その人の運が左右される。

あなたはどうでしょう、? どう読みますか?清濁合わせ飲む、こんな私に誰がした?そう、あなたのせいで耐えられる男になれました。

その代わり、そんな風見鶏、八方美人は駄目とお叱り、全てうまくいくはずはないもの ? まぁ! いいか!

「U.Y くん! 宿題して来た ?」

オドオドとびくびくとY君、「先生! 忘れて来た !」

教室中が「ワア! と大爆笑!」 いい時代だった!!

生徒と先生のふれあい、「あの〇〇先生は誰々をひいきする」誰々に冷たい!」 世の習いとはいえ取り残される子供が不憫だった。

それらの延長がイジメでの自殺! (助けて!) との悲鳴が大人に届かない哀しさ、ひとりでに死を見つめる子供が憐れである。

学校よ! 教育委員会よ! いつになったら子供の辛さに添えるのか、この社会よ! 勝手に子供を産んだ親よ!訴える目の前の子に真心を示せ !

私にもこの歳になるまでには、悲しみの心を見せた友がいた、しかし、悲しいことに、その友の心のヒダを理解してやれなかった、

後悔が、先に立つ、なぜ救えなかった、「ゴメンよ!」小さな田舎だった、急斜面を背に台風時期以外は穏やかに凪いだ濃紺の海が、静かに弱虫よーヤンを見つめていた。

「北村先生! 僕もう帰る、サヨナラ !」 あのキタムラ先生の眼差しが懐かしい。

ジメジメと降る雨だから、寒い寒すぎる季節だから、尚更故郷の景色が恋しい、友と通った海辺の通学道路、かけっこした運動場、ターザンの雄叫び、土手沿いの樹木は子どもターザンを慈しんだ。

「Yっさん!Sやん!」あの子ども時代から続く同級生、只今健在なり。

ジメジメと降る雨   !?

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