自民党安倍派の政治資金問題
先の大戦で大切な命を南海の空へ散らせた若者たちがいた、国の為、父・母、兄弟の為、未来の子孫の為に彼等は犠牲を清く受け入れて紺碧の空や海に散っていった。
その純真な祖国愛に私は今頬を伝う涙を止めることができない。
映像に映る彼らのひたむきな祖国愛と心に響く主題歌に今起きている自民党安倍派の政治資金問題に激しい憤りと若者たちの純真を対比している。
日本の政治家の全てとは思わないが、あまりにもかけ離れた落差に持って行き場のない怒りを抑えることが出来ない。
戦後復員して静かな余生を送っていた中国戦線で零戦に搭乗して死地を彷徨った元特攻隊のお爺さんと膝を交えた記憶を思い起こしていた。
そのお方は、初めは寡黙で物静かだったが、私の言葉の端々で気を許されたのか、中国での出来事を言葉を選びながら話され始めた。
家族を思い祖国への責任感に自分の命を投げ捨てられた覚悟がヒシヒシと伝わって来た、自分たちが今生かされるのは誰の犠牲の上で立っているのか、罪悪感と犠牲者の上に立つ運命を思わずにはいられなかった。
あれからもう十数年が経過した、お爺さんは戦友の元へ旅立たれたに違いない、横で穏やかだが笑顔の優しいお婆さんの姿があった、日本はこのように国を慈しむ人々で時を紡いで来たことも事実である。
政治家と名のつく人たちよ、あなた方は日本の国を何処へ持って行こうとしているのか、諸国、隣国はお人好しの国ばかりではない、虎視眈々と隙を狙う狼の如く狙いを定めている、閣僚人事で敵国の好む政治家の名が上がった。
政治の曲がり角、政治家の覚悟、それが心元無ければ、ゼロ戦搭乗員の子孫とも言える自衛隊員の覚悟が表に見えるようになるかもしれない、それよりも安保同盟国のアメリカの覚悟が試されるかもしれない。
日本よ何処へ行く、政治の世界よ均衡は保たれるのか、政治家よ、日本をどこに持って行くのか ! その命の覚悟は ?
尖閣は、沖縄は、そして台湾海峡は、ロシア、ウクライナ、ハマス、イスラエル、そして朝鮮半島は、世界は常に流動的、我々国民が想像する以上に危険の淵に立っている。
こうしている今、ある政治家からメールが届いて来た、昔私がお世話になった地方財閥の会社経営者の子息からである、将来閣僚の席に座るであろう政治家先生。
国の為、命を賭ける覚悟お有りか !
自民党安倍派の政治資金問題 !?