国同士の争いも人間個人の争いも似たようなところがあると私は妙に感心して眺めている。
国土の狭い経済力の弱い国は当然軍事力も貧弱である、現在世界で繰り広げられる紛争はこんな図式で優劣がつけられている、致命的なのは攻められても反転攻勢できない国力の無さに行きつく。
我々が過ごした子供時代や一般的な大人社会を見れば合点がいく。
私に当てはめるとよくわかるし、大人になるほどに反面教師あるいは応用するように知恵がついたものである。
イジメに合う子供にとって日々そのものが辛くて切ないものである、「いつか必ず仇を討つぞ」 袖に隠した涙を何度拭ったことだろう。
しかし、その怨念、執念も求めた武道の腕が上達すると知らぬ間に敵討ちという復讐心はきれいに消えて行った。
例え彼らが子供の頃のようにイジメを仕掛けてきても何ら通用しなくなっていたのである、いつでも返り討ち叩きのめすことができる、力の逆転は心の余裕を生み己を守る防御の役目をしていたのである。
イジメられた辛さ痛さも、恩讐の彼方へ消えて行った。
こちらが喧嘩の技量が上達しなかったなら昔のままの弱い人間で大人社会に埋没したであろう。これらを国と国の関係になぞらえるとロシア、中国等と経済受益国との関係に見えて来る、同盟国という態の良い同盟国も力を反映の力関係に行きつく。
私が悪い奴らへどう対峙したか・・・
出来るだけ実戦、実力行使は避けて穏便な方法を取ったのである。
勝手に噂を流すに任せた、「奴は空手が強いぞ! 」
別ブログで触れたように噂の独り歩きを利用したのである。
止むにやまれぬ時は、いじめ側のメンバ-のいる前でわざと実力の一端を見せた、「これじゃかなわない」と思わせた。
だから私はほとんど実践を回避して仲良くなるように仕向けた、実戦の場合は、向こう側の人間に敢えて見せつけるようにした、「叶わない」と思わせた。
どちらにしても下がった方が負け、その理性は弱気ととられるのである。
ただ、はったりだけではぼろが出る、外国から見る日本国の姿は誠に情けない。
政治家 官僚 理にサトイ経済人、そして国を誤らせるマスコミ。
楽天家の私ですが、さすが国と国の関係になると強欲な愛国者に変身致します。
噂に上る各大臣、日本が愛しくはないですか、そんなお人好しでは国が持ちません、国民があまりに可哀そうです、お引き取り下さい。
イジメの考察 国対国と個人 ! ?