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人生, 友情

猛暑に負けず 2

先般、猛暑に負けずと投稿したが、 

なんのことはない、その私が今年の猛暑に我慢できないとは、かけがえのない友の死、その枕元で涙を拭うとは、家族葬とは言え寂しい門出だった。  

がっくり来た私の胸を塞いだのは、彼の私生活の苦しみを人生終わってから知った事である、なんの愚痴も言わず3人会のお茶会では笑みを絶やさない健気さだった。

普通一般社会では、享楽のために他人を貶めて金儲けの蔓延、その心中を思うと更に涙が溢れる、先に旅立った奥さんとは逢えただろうか !

「Yさん!ご苦労様でした、夫婦水入らずゆっくり語り合ってください」

浮世の苦しみを夫婦で分かち合って2度目の新婚気分を味わって下さい。

旅立つ数日前、彼の意識がまだ残っている時、私は彼に心の中で呟いた、

( 奥さんのところへ行くんだよ! 良いところへね) 心なし彼の瞳が濡れた。

人の死は、その結果論は終わってみないと分からない、竹馬の友の死は、私の今後も暗示する、良い家族に恵まれたことに感謝してそこには修羅が会ったことも忘れてはならない。

( Yさん!いづれ私も君の後に続く、仲良しだった女の同級生に伝えると彼女は後の言葉が続かなかった、人に不快感を与えず、悩みはひとり胸にしまい、良い人で人生を終えた君、私たちの宝だよ。

仕事が続いているので、一段落したら君の人柄に惚れたRのマスターに報告する「Uさん!Yさんを連れて来てよ!」 数多くの客を相手する マスターが要望した Y・S、底辺の人にこそ愛情の芽を注いだ自慢の友、安らかに眠れ。

猛暑に負けず 2    !?

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