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日常生活

犬との触れ合い その純愛

我が家から5~6分の場所にゆったりとした平屋建住宅が
建築された、土地関係の手続きを私が担当させて頂いた
御自宅である。

田舎から届いたミカンを持参して挨拶に伺った、
ちょうど奥さんがひとり引っ越し荷物を整理されていた、
大型犬のM~ガン君が一緒に玄関口まで出迎えてくれた。

黒のラブラドル・レトリーバー犬である、
先般里帰りの折、お目に掛かったので覚えてくれていた。

我が家の犬の匂いが染み付いている私のズボンを頻りに
匂いを嗅いでいる、名前を呼ぶと不思議そうに見上げた。

「何故? 僕の名前を知っているの?」 そんな風に顔が
語っている。

犬と私の阿吽の呼吸の会話である、彼や彼女たちの緊張感は、
それで治まる。

「うちの主人にでも、なつかないのに何故? どうして ?」
初めて出逢う犬が私の一言二言の言葉と仕草で大人しく成る。

それを見て、奥様方が一様に驚いて呟かれる、
理由と言っても別段無いのだが敢えて言えば動物愛に尽きる、
危害を加えない良い人、そのように受け取るようである。

「誰にもなつかない犬なのに、どうして後ろを見せて尻尾を
振るの? Sさんは特別です。」 そうも言われた。

だから、朝夕の散歩が楽しい、しかし、ひとつ困る事がある、
他所のワンちゃんに声を掛けると我が家の愛犬の様子が・・・
「知らないよ・・・フン!」 そっぽを向いてフテクサレル、
それを見て、馴染みのMMちゃんは、私達を交互に眺める。

「好いの小父さん? CCちゃん怒っているよ!」
犬も人間と同じです、彼女たちも精一杯生きているのです。

一般の人には判らないでしょうが、立派に感情が有るのですよ。
そんな思いで犬や猫ちゃん達を見直して下さい、
どれほど人間の疲れた心を癒してくれる事か、神様が使わせた
天使、私はそのように思っています。

「CCちゃん、散歩に行くかい?」 
この時ほど彼女達にとって嬉しいことはない、先に玄関口まで
走って待ってます。

思い切り、心のこもった情熱のキッスをプレゼントしてくれる、
彼女たちのおかげは、有形無形に私達の心を満たしている。

「雨が降りそうだねCCちゃん、早く行こうか?」
飛び跳ねる娘の幸せが、私に伝播する、健康の秘訣で有る。

石鎚下ろしの舞う季節がそこに来ている、凍れる冬の訪れ ?

人間と動物達の嬉しくも儚い物語は更に続いて行く、純愛物語。

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