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雑談

ひとり手酌の他人酒 酔わせてくれるかい?

今宵は無性に演歌が聴きたくて風呂から出ると我が部屋で耳を傾けている、
過去の様々な思い出と現在進行形の他人様からの相談事を頭に浮かべながら。

人に依って演歌を聴くことで更に気持ちが落ち込むのではと案ずる人も居る、
だが私においてはそうではない逆に逆境から立ち直る闘志に振り向けている。

こんなに悲しく切ない人が居るじゃないか、それに比べて自分などまだまだ
落ち込むどころではない、モノは取りよう受け取り用、なあんだ、そうか ?
と余裕に解釈してしまう、楽天的な性格がそうさせる、気楽なものよ歌謡曲。

私が人と違うのは、唄っている歌手の姿かたち、歌唱力を見るだけでなく
彼や彼女達の派手やかな表舞台と違ってその裏側を思い浮かべるのである。

先輩歌手やプロダクション、スポンサ-等にどんなに嫌味を言われても笑顔
で耐える姿を想像するのである、表の笑顔の数倍 数十倍の涙を流している
そう思うことで彼らへの応援に我が身を向わせる。

貧乏な親や兄弟に楽をさせてあげたい、健気に質問に答える歌手やアイドルの
たまご達、ほとんどが挫折の中で消えていく、その行く末までも思いやる。

有る意味、余分な悩みを引き受ける。しんどい事はないですか ? と聞かれる、
日常、相談事を引き受けていると、これが普通の生活リズムになる、何も !

人の相談に全く乗らないで人生を送ってきた人、果たして仕合わせだろうか ?
そんな人たちは、悩みを相談することはなかったのであろうか ?

自分の甲斐性で悩みを解決できない時、どんな解決方法を講じているのだろう、
いろんな人から相談を受ける身として、見えてくるものが有る。

人生はよくしたもので、帳尻が合うように出来ている、楽と苦労は紙一重とも
言うがそうともいえない現実がある、如何に徳を積んで来たかで左右される。

人の苦労に手を差し伸べない者が、助けてもらえる訳がない、厳然たる現実に
向き合うことになる、私はそのような人々との対話を日々繰り返している。

人は幸福絶頂の時、我が身だけでその喜びを味わい勝ち、金が底をつくと他人を
頼ってくる、そんな手合いばかりだった、Sさんお世話になったからどうぞお裾
分けをと、そんな辛勝な人はいない、身勝手な者よと思えば腹も立たない。

歌謡曲 演歌が 佳境に入った、歌の世界に没頭する男がひとり、
瞼の母であり、荒波に漕ぎ出す男歌、やはり 酒か ? 酒場か ? 夜の蝶か !

男に捨てられた悲しい女の物語、古き時代のか弱き女の哀歌(エレジ-) か ?
もうこの辺りで失礼しますよ、ひとり手酌の ♪ 他人酒 !?  

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