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雑談

ヒメアノ~ル 恐怖の向こうに

午前中、大手建築メ-カ-の工務及び営業担当の要望により現地で
民民境界、水路擁壁の設計に関する打ち合わせを行った。

建築現場では施主も一緒に諸々細かいところまで打ち合わせ、
途中小雨が落ちてきた、私担当の分は終わったので一足先に現場を
離れて次の場所へ移動する。

今月半ばに予定されている土地取引決済について、書類を届ける、
司法書士へ詰めの連絡をSMSで送信。

天気であれば予定していた草刈が、雨のため中止になったので、
シネマサンシャインへ岡田剛主演の「ヒメアノ~ル」を観にいく。

V6岡田准一に続いて、舞台俳優として心境著しい岡田剛初主演の
注目の異色作である。

役者魂 満開の森田剛の悪役を前から観たいと思っていたが、天候が
幸いして行くことが出来た。

観客は後ろの方の席で10人ほど、始めはコメディタッチ、次第に
サスペンス調へと入って行く、もしかしてとおぞましい限りの展開
になる。

逃げ場のない校内暴力、陰惨ないじめを受ける少年が殺人者へと移行
する異常性、おとなしい人は見ていて気分が悪くなるのではないか ?

だから最後の場面では岡田を良い子に描写したのではないかと勝手に
想像もした、そうじゃないと見終わった後、やり切れなさが残る映画に
なったのではないかと微妙に納得した。

現実の殺人事件でも苛められている人間が何かの拍子で加害者に代わる
非情、
格闘技系の人間なら、その程度が分かってセ-ブできるが格闘技に無縁な
人間は一旦タガが外れると執拗にのめりこんでしまう、気がついたら無残な
結果になっていたということになる。

イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映されて
森田剛賞賛の嵐のようだった。

この主人公の猟奇的異様性は万国共通のものなのだろう。

監督
 吉田恵輔
原作
 古谷実
脚本
 吉田恵輔
音楽
 野村卓史

主人公である濱田学演じる岡田進はフリーターとして清掃会社に勤めている。
その会社には、ムロツヨシ演じる安藤勇次という31歳の同僚がいる、

安藤は、佐津川愛美 演じる阿部ユカというコーヒーショップの店員に恋をして
岡田に打ち明ける。

安藤のサポ-ト役だったはずの岡田は阿部ユカと仲良くなって付き合うはめに。

その阿部ユカにつきまとう男がいた、今回森田剛が演じている、森田正一。

二面性あるのが人間の本質、森田剛が迫真の演技で我々を奈落の底へ引きづり込む。
女性の皆様は、同姓同士で観ると不気味な怖さが残るのではないか、彼氏又は男性
との同伴をお薦めする、そうじゃないと夜 1人で寝ることが出来ません。

アイドルとしてのV6岡田剛 ひと肌むけた演技派男優の誕生です。岡田准一とは
また別の意味で競い合うライバルの登場かもしれません。

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