雑談

過去しか語れないのです 私たちは

「私は過去は振り返らない、未来だけを見て進むんだが、
なのに君は何故過去を振り返るばかりで未来を語らないのか?」

ある喫茶店で隣のテーブルからそんな会話が聞こえて来た、
ひとりでコーヒーを飲みながら新聞を見ていた私は反射的に
2人に視線を向けた。

小太りでオツムがいささか薄い年の頃70歳前後の男性だった、
向かい合って座って居る人も同年代、痩せぎすの白髪の男性
だった、何と答えるのだろう ? 私は思わず聞き耳を立てた。

「先がないからさ ! 2年前に癌で胃を全部とった身には
語るにも先が読めないじゃないか、だから過去の事しか語れ
ないのさ !」

白髪の男性はそう言って淋しそうに視線を落とした。
質問した男性は、慌てて 「ああ!すまん すまん!ゴメンよ!」
と顔を赤らめて頭を下げた。

大衆的でフアッシヨンセンス抜群の全国展開の喫茶店は
午後3時を過ぎたと言うにほとんどの席が埋まっていた。

私は、仕事の時間が空くとよく利用する喫茶店である、
その二人の会話を聞きながら他人事でない感触を味わっていた。

そういや! そうだな ? 語りたくても何時お迎えが来るか
分からない身では語りたくても語れないものな ?

花の咲く明日が霞んでいりゃ 夢さえ語れないもの、そうだなァ、
右側の窓辺の席に40代かと思える主婦が4人楽しげにはしゃいで
いた、天真爛漫旦那へのグチ話も混じっていた。

二人の話を聞くと何故かしら世の中から疎外された様な寂寞感を
感じていた、頃合いだろうと私は席を立った。

フッと思い出した、そういや! 以前 懇意な同僚A先生が語って
いた事を思い出した、

「私は、昔は振り返りません、前だけ見て歩くのです !」

それは、将来が! 未来がある人だから言えるのです、言いたくても
言えない人も居るのですよ ?

明日の命を、必死に願う人々、私が役所に通う道のそばに白亜の
病院がそびえて居る、〇〇がんセンター 語りたい明日が・・・?

私の友が、この病院で何人も人生を終えた、今年のお盆は彼らの
新盆、灯篭流し ( 送り ) の灯りが 残された家族の涙で滲んだ。

人生の戦友たちが、残暑の陽かりの中で私に訴えていた。
私は、未来を語りたい、しかし、語れるのは過去だけなのです !

人生を無駄にしない様、いただいた命 大切にするのですよ!?
まさか、この歳で ? 無念の想いであの世に向かった人もいる。

靖国に眠る御霊は、二十歳前後の若者たちがたくさんいたのです。

国民挙って御霊に誠を捧げたい。

過去しか語れないのです 私たちは” に6件のコメントがあります

  1. 杉の子さん。onecat01さん。

    もう数分で明日を迎えます。
    杉の子さんのブログへご訪問の皆様も、それぞれにご先祖様の供養を終えられたことでしょう。
    沖縄ではすべての行事は旧暦で行いますので、今日我が家の送り火を終えて、夫の実家(と言っても
    義父が大きな家に一人住まいだったのですが。)で、兄弟姉妹が集まって送り火を炊きました。
    ようやく終えて家にたどり着いたところです。

    一番年上の私も、全てを長男に託して、これから「我が道を行く?」つもりでいます。

    今日はとても綺麗なお月さま。夜空を仰ぎながら、これまで、こうして何度この道を往復したのだろう
    両親を黄泉に見送り、周囲を見回すと、あの頃いた方々はもういない。
    本土の気の利かない嫁で通してしまい、なんと欧亜不幸ばかり重ねて来たことか!そんな思いまかりが
    よぎります。
    振り返る過去は恥ずかしい限りですが、後120年の寿命があるならば、まだまだ元気でいなくては
    なりませんね。
    杉の子さんは現役でバリバリお仕事。onecat01さんは、地域の役員を引き受けて、あらゆる書物を
    読破して、書評をお書きになられます。
    コスモスも泣き言を言わず、楽器をものにした~い!です。

    今回が最後だと言いながら、姉のいる宮崎にも行っておりましたが、出来れば宮崎へ出向きたいとも
    考えています。

    杉の子さん。数日前のブログで末尾に
    >音楽は過ぎ去った過去を目の前にズ-ムアップする
    笑った友の顔が更に輝いて 勇気という名のメダルを差し出す

    悲しみに打ちひしがれた孤独を その旋律の中に包んで慈しむ
    今日と明日の活力に誘って 人を愛する よろこびに奮える

    音楽 そして 楽器の力 こうして私の旅は続いてきた
    あなたは一人ぼっちではありません そっと見つめる 神がいる

    杉の子さんの言葉、
    私は女性なので、少々言葉を私流にさせて頂くと、歌いたくなる詩的文章ですね。
    詩人のonecat01さんには、これから歌も詩も沢山書いて欲しいですね。

    杉の子さんにはぜひユーチューブで登場して頂きたいですね。
    皆様、お疲れ様でした。夢を見ながら、皆様おやすみなさい。

  2. コスモスさん、
    テレビでリオオリンピックの競技を見てシャワ-と言っても水道の水シャワ-ですが浴びたところです。
    日本社会は年上の長老が仕切るのが慣わしですコスモスさんの値打ちとありがたさが益々増えると思います。

    元気でいて下さい、何時の日かコスモスさんのオカリナを聴ける日が来ることを願っています、
    深水さんとああして逢えたじゃありませんか、この出会いは私の人生に強烈にそして心に染みる神友との
    出逢いに等しいものでした、
    何時の日かレオさんを交えて杉の子酒場で祝杯をあげる日が来ると確信しています、元気でいて下さい。

    人の世は、心がけひとつで極楽がある、レオさんの佐田岬を眺めながら、この海はコスモスさんの沖縄、更に
    深水さんの千葉県に繋がっているのだと、有り難いご縁を噛み締めております。

  3. 杉の子さん。 おはようございます。

    何だか随分ご無沙汰をしてしまったように感じられます。
    今朝は台風の影響でしょうか、先ほどから洗濯物を干したり、取り入れたりしています。

    気のせいか、風が秋の香りも運んでくれているようです。

    「読書百遍義自ずから見る」の心境でonecat01さんのブログを訪問し、コメントも
    読ませて頂いております。
    嬉しいことに上坂冬子さんの著書に触れておられました。
    今から遡って50年も前になりますが、そのころ上坂冬子さんにあやかって、娘が誕生すると
    娘に冬子と名付けました。
    そのころの心境などすでに覚えてはおりませんが、その娘もレオさんと同じ歳!になりました。
    別れて一度も逢っておりませんが、友人が時折、娘の様子を知らせて下さっていましたが、その
    友人も今は亡き人です。

    話が飛んですみません。当時目にした上坂冬子さんの著書を知りたくて検索しました。
    ほとんどの古本が100円以内で買えると知りました。

    そして、なんとなんと「おばあちゃんのユタ日報」という書物を書いて居られることを知りました。
    沖縄の問題はユタやノロなどの「混沌とした世界」を避けて語ることは出来ない・・・と思っています。
    何故なら、先日亡くなられた二人の若者もお医者さんでは解明できない不思議な現象から端を発し、
    まるで上原菜穂子さんの世界がそのままのような、現実を受け入れて生きなければなりませんでした。
    過去、自衛隊勤務の方から「部下の様子がおかしい」と相談され、その「霊症」を解くことをしておりました。
    勿論コスモスの力では出来はしないのですが、コスモスを通じて、何らかの力が働きかけていました。

    未だに多くの人々が説明不可能な出来事に翻弄され、不健康な生活を余儀なくされておられます。

    onecat01さんから、上坂冬子さんの著書を知ることが出来ました。早速注文致します。

    杉の子さん。オカリナはアマゾンで注文したのですが、手元に届くまでに後10日間程かかるようです。
    コスモスは、空想の世界で巧みな演奏を奏でているのですね。!
    何度かブログで書いたように「あちらの世界が本当で、こちらの世界はその映しです。」と思っていますので
    きっと、そうなれると信じています。

    4光年先に地球と似た星が存在し水の存在も?というような記事がパソコンを開けると飛び込んで来ました。
    生きていればこそ・・・ですね。

    多くの先人たちが私たちの代わりに命がけで戦い、そして散って逝った・・・その御霊をお祭りしてある靖国神社
    にまごころを持って礼拝するのは当然のことだと思っています。

    相変わらず降ったり止んだりの雨、何度も往復で長時間のコメントとなりました。
    ご多忙な杉の子さん。
    暑さには強いのでしたね。どうぞ水分の補給を十分されて、一日を快調にお過ごし下さい。

    (追伸)
    子供の頃「スペイン民謡」の「追憶」を良く聞き歌ったのですが。哀愁を帯びた歌です。ご記憶ありますか?
    検索すると、皆さん気張って居られて、中に倍賞千恵子さんが歌っておられると知り、ソフトな歌い方が一番気に
    入りました。
    ぜひ聞いて見て下さい。もし気に入られたらアップして下さい。

  4. コスモスさん、
    いつも有難うございます。
    毎日、暑いですね、台風シ-ズンで北海道はじめ被害に会われた地域の方々に
    謹んでお悔やみ申し上げます。被害が大きくならないことを願っています。

    イタリア中部の地震、心が痛みます、一刻も早く救出が急がれます、世界情勢は
    どこも大変です。

    昔、作詞、作曲の会に参加して ♪冬子 という歌詞を作詞いたしました、曲は
    別の方に作曲していただきました、その方は作曲の方向に進まれましてひとかどの
    作曲家になったようですが、会を離れてからの消息はわかりません。

    倍賞千恵子さんの追憶はあまり聴いたことがありませんでしたが良い歌ですね、
    彼女の歌は同年代でもあるので好きですね、日本語を大事に歌う歌手は素晴らしい。

  5. 杉の子さん、こんにちわ。

    コメント書き終わりましたら あれ~!画面が飛んで消えてしまいました。!

    亭主のことも書いてので嫌がったのかしら?と思いながらも再び。

    こちらのドアが何時もの通り開いていましたので、こちらからお邪魔致します。

    早速「追憶」をアップして頂き、しみじみと聞き入りました。その上♪忘れな草をあなたに

    …この歌は多くの皆様が聞き惚れた歌ですね。

    昔、昔のことでした。歌番組で「倍賞さんはたんぱくな物がお好きですか?」の問いに

    「000なんかが好きです。」と答えられたのですが、どうやら「淡泊な」と「タンパク質」と

    違えて居られたようでした。その後もキョトンとしてその違いを気付くことなく・・・。

    コスモスは失礼ながら「同類項がここにいる」みたいな親近感を覚えて、すっかりファンになりました。

    耳の悪いコスモスは声の素直さと共に美しいはっきりした日本語を発する歌い手さんが大好きです。

    時々言葉が聞き取れない歌に出会うと付いていけません。

    夫運転の助手席に座ると必ず「さくら貝の歌」を歌い始めるのです。それも夫流で。

    いい加減に止めてよ!と言えば、車が促すのだと言ってました。

    がん告知される半年前までさくら貝…でした。

    ご多忙な杉の子さん。

    まるでこだまのように返ってきて、愛媛と沖縄がとても近くに思えました。

    素敵な励ましの言葉も有難うございます。

    今、このコメントの欄が激しく揺れて消え入りそうになり、最初のコメント迄浮かび上がって来ました。

    お礼と共に、慌てて送信させて頂きます。

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