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雑談

コスモスさんへの手紙 蒼い沖縄よ

コスモスさんへの手紙
コスモスさん、おはようございます、
多様性という言葉が有ります、人それぞれ、郷に入れば郷にしたがえ、日本語は扱う人の考え一つで
陰陽どんなにも受け取ることができます、専門の文筆家のコスモスさんにおこがましいですが ?

コスモスさんから届く蒼い風景、ここにコスモスさんの気がつかない、いや分かっていると思います
が、幸せがある様に思います。

想い出は、私にある風景を思い出させます・・・
私が友人Aの家業を手伝っていた24歳頃山深い人里離れた集落に向かいました、十数軒のまとまっ
た人家から更に100m離れた雑木林の中に数十年は経っていようかと思われる崩れかかった一軒家
が在りました。

ゴト! 重い木製の引き戸を開けると家の中は昼間なのに薄暗く湿気でひんやりとしていました、
「ええっ! こんな所に人が住んでいるの ?」同行のA君に耳打ちすると「居るんですよ」との答え
が返ってきました、

奥の土間から奥さんが顔を出してきました、今振り返ると70代ぐらいに見えた百姓家の奥さんで
す、実際は50歳ぐらいだったのでしょう、生活にくたびれた生気のない皴だらけの女性です、
一目瞭然と言いますかけして幸せには見えないどん底に喘ぐ田舎の女私は胸がつかえる思いがした。

ご主人が留守なのでこれ幸いと引き返したのですが、しばらく歩く私達は無言のまま阪を下りまし
た、この体験は強烈でしたこの時代に黒澤映画の時代劇に出るような貧しい村の百姓家そのものが在る ?
うっそうと茂る雑木林その中に人が住み裸電球が隙間風に揺れる情景は余りにも悲しいことでした。

二十歳を過ぎて町に出て古いながらも賃貸木造アパ-ト生活は優雅で楽しいものでした、しかし何と
同じ町の山深い里にこのような原始生活を営む家族が居る、そのことに衝撃を覚えたのです、
あの時の感情に乏しい奥さんを見てから後に続く女性達の苦労は贅沢だと思えるようになりました。

所変われば、見方変えれば、人の振り見て我が振り直せ、私の処世訓変化の原点に為りました。

コスモスさん、「上見て励め 下見て暮せ」祖母の教えでした、
どん底だと思う不幸に居てまだ下に喘ぐ人が居る、それを知った時人は人間の悲しさでしょうか、
安堵する、私よりまだ下に苦労する人が居る。

私は物事を出来るだけ良い方に解釈して自分を鼓舞してきました、自分の苦労なんかまだまだ、
戦火の中東の悲劇に想いを馳せる平和ボケの現代人日本の戦後は他力本願の元で我を忘れてきました、
沖縄の危機は外にいてこそ分かる世界情勢は厳しいものがあります、果たして沖縄の人にその危険が
見えているのでしょうか ?

米軍基地前の不法建築物と抵抗運動、マスコミはそれを県民総意の住民運動という、外の世界の人は
既に事実はどうであるか分かっています、何故目に見えるのぼりや立て看板に外国語が列挙されて
居るのか ?

沖縄以外に住む人、良識ある識者達の眼差しです。

コスモスさんの届けて下さる美しく輝く青い沖縄、私は万感の思いで眺めています。

コスモスさんへの手紙 蒼い沖縄よ” に3件のコメントがあります

  1. 杉の子さん。
    おはようございます。

    この度の台風は大丈夫でしたでしょうか?
    宮崎県のふるさと、高鍋や日南、川南など避難勧告が出たそうで
    何事もなく通り過ぎて、被害がないことをお祈りいたします。

    沖縄はときたま陽射し、と雨がふる落ち着かない日々でしたが、今日は
    とても良いお天気です。
    これから、若い友人とドライブに行ってきます。
    動きがないと、心まで淀んでしまい、正常に?心が作動致しません。

    杉の子さんをもう見習うことは出来ませんが、せめて明るく動ける間は
    元気を振りまいていたいです。
    同じ言葉を聞いても、不健康なら、ひねくれて受け取ってしまいますし、
    自分の吐く言葉も優しくなれますね。
    美しい海を見てきます。気に入ればお三方へ送信致しますね。

    コスモスへの「ラブレター」でいろいろと気づかせて頂きました。
    ありがとうございます。

  2. コスモスさん、
    生意気なブログ失礼致しました、親しくなればこその提言でした、
    台風の影響こちらはおかげさまで大した被害もなくほっとしています。
    被害に会われた地域の皆さまにはお見舞い申し上げます。

    コスモスさん、まだまだお若いですから私達の尻を叩いてくださいよ、
    あなたからの便りと様々な写真が疲れた身体を癒してくれます、感謝です。

    御身体大切にご自愛下さい。

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