行政書士

人生投げたら駄目だよ 行政書士さん。

会場は熱気に包まれた、

支部総会は重要案件の審議に白熱した議論が戦わされた、
その攻防は質問する側、答弁する側、双方ともに熾烈で
人相と肌色が変わるほどのものだった。

私は、今回の議案は概ね承服できるものだったから静観
するつもりでいたが、ひとつだけ安全な担保が欲しかった
ので質問させてもらった。

後ろに本会副会長、左横はふたりの副部長、右側は通路、
委任状に代わる議決権行使書が多数来ていた関係で出席者
は比較的少なくやや物足りない総会だった。

その割には熱気のある攻防が続いた。

議案書を作る側は練りに練って準備してくる、前回私は
本会〇〇部長で対応していたのでよく分かっているから、
お互いの心が見て取れるのである。

出来るだけ控えることを心がけた総会だった、

懇親会残らないのですか何人かの会員から声がかかったが、
他の用事が残っているので失礼した。

会場のホテルを出ると新しい会員がふたり目に留まった、
近寄って声をかけた・・・
「驚いたでしょう? 大声が出ていたからね!」 

彼ら2人は身をすくめて、それでも笑顔が出た・・・
「驚きました、どうなるかと?」  

「大丈夫ですよ、普段はいい人ばかりですからね!」

「そうですか、有難うございます。」 そう言って、
ポケットから、それぞれの名刺を出して自己紹介してくれた、
さわやかな風が頬をよぎった。

入会して間もない支部総会、まず第一弾の洗礼をあびた、
ところが、
本当に肝が冷える第二弾が二週間後の本会総会でやって来る、
衝撃の洗礼となる。

気の弱い新人は、顔面蒼白になる者も出る、
私は、それを 祭りだよと表現する。

怒号の飛び交う、丁々発止の攻防、新年度の始まりを自覚
する季節でも有る。

行政書士 場合によれば 格闘技 あくまでも言葉だよ。

新人さん それでも晴れやかに会場のホテルを後にした。

がんばってよ、人生投げたら 駄目だよ。

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