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雑談

悲劇は願望を裏切って姿を現す 神の杖作戦

その日は朝から素晴らしい青空が心を癒すように姿を見せていた、
私は板門店に居る、車を止めてソウルからのラジオを聞いていた。

38度線の境界を跨いでまさに今の世界情勢を見せつける様に厳しい
表情の哨兵が相手を睨みつけて立っている。

日本の広島がそうであったように見事に晴れ上がった空とたなびく
雲、私の視線の先に糸を引くような細長いものが地面に向かって
落ちて来た。

心持ち音が聞こえたような聞こえないような、その瞬間だけ
薄紫の蒸気の様なものが吹き出した。
( あれっ! 何だ ? ) それも何事もなく何時もの静寂が戻った。

約30秒後、微かな振動が車の床に伝わって来た、気がついた人は
いない、静寂と小鳥達のサエズリが耳に心地よく戻った。

今朝のテレビで、韓国朴大統領退陣のアナウンスが流れたばかり
だった、ウクライナ~ロシアのクリミア半島情勢続報が続いている。

日本の国会では野党第一党蓮舫代表が口を尖らせて安倍総理に
迫っていた、「じゃあ! 対案を出して見ろって ?」
誰かの苛立った声が聞こえた。

国連総会、相変わらず無能な国連事務総長の元、安保理理事会が
開かれて居た、

アメリカ国連大使と中国の国連大使が広角泡を飛ばしてののしり
有って居た、

北朝鮮が何回目かの核実験を再び強行した、その上、大型ミサイル
ムスダンを発射した模様、今回はグアムを逸れる微妙な角度だった。

アメリカはじめ西側自由陣営は激怒した中国の無関心を責め立てた、
北を使った深謀遠慮に、狡猾な中国の危険性に堪忍袋の緒が切れた。

理事会決議は否決された、中国、ロシアの拒否権が北朝鮮への強行
議案を葬り去ったのである。

それを見て北は、大胆な挑発に出た ?
ソウル青瓦台に不穏な動きが見られる、大統領の身に危険が迫って
居た。

米軍情報機関は、北の野心をキャチした、統合参謀本部からホワイト
ハウスに逐次情報がもたらされた、

遂に大統領は決断した、「第5・・号作戦を敢行せよ !」

板門店からピョンヤン方向、◯◯キロ、奇妙なキノコ雲があがった?

韓国仁川沖合に、某国の大型護衛艦が密かに近づいていた、北朝鮮に
拉致された日本人救出のために乗り込んだ精鋭達が待機していた。

米の宇宙兵器「神の杖」「地中貫通爆弾」直角に突き刺さるだけでなく
真横に進む新型のバンカーバスター が開発されていたことをロシア、
中国の情報機関は掴んでいなかった。

有ってはならない杞憂・恐怖感が、私の夢に警鐘を鳴らしたのである。

悲劇は願望を裏切って姿を現す。

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