良からぬ企み 漁夫の利
シンガポールの港に向かっていたミサイル駆逐艦
ジョン・S・マケインは、21日朝タンカーと衝突。
米海軍では6月にも静岡県・伊豆半島沖の通航量が
多い海域を航行していたイージス駆逐艦「フィッツ
ジェラルド」がフィリピン船籍の貨物船と衝突し、
米艦側の乗組員7人死亡の最悪の事故が発生した。
果たしてこれらの事故は、
科学の粋を集めた精密艦船がこんなにも脆く機能停止
に及ぶものだろうか ?
ここに来てようやく敵国によるサイバー攻撃を疑う
論調が出てきた。
現在対峙している北朝鮮に目が行きがちであるが ?
アメリカのトランプ大統領と中国習主席の会談を持ち
ながら、北への積極的な関与をしない中共の不思議を
見るにつけ、彼らの本音を探る機運が頭をもたげる !
まず、サイバー攻撃なら操縦に携わる者達の操縦室での
違和感、不都合はなかったのか ?
その一方、外国籍船舶を懐柔しての悪意ある衝突説 ?
貿易その他で恩恵を蒙るゆえに協力せざるを得ない国と
船舶会社への疑いはどうなのか ?
この緊迫した国際情勢下での考えられない衝突事故の
続発は、果たして誰が、どの国が利益を得るのか ?
過去から現在に至る国際情勢の中で、常に漁夫の利を
狙う二つの大国の深謀遠慮を見逃す訳にいかない。
核実験の誘惑に北がのめり込みそうである、
終わりの始まりはよその国の話ではない、能天気な日本
こそ自覚せざるを得ない緊急事態である。
矢は今にも放たれそうになった !
近年稀に見る最悪の危機を日本は逃れる事が出来るか !?