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雑談

嵐の前の静けさ  平昌の冬

当初危ぶまれた平昌冬季オリンピックも北朝鮮の参加によって平穏に事が運んでいる、もし北の参加がなかったらソウルオリンピックの悪夢を想定せざるを得なかっただろう。

それを嵐の前の静けさと云う向きもある、果たして眼前に迫り来るものは女神か悪魔か、神のみぞ知る分野である。

イフ、もしも、あの時、文大統領が、ああしなかったなら、平壌での秘密折衝がなかったなら、アメリカは韓国防衛をなし得ていただろう。

堪忍袋の尾を切って、韓国、ソウル防衛を断念した、信義にもとらない同盟国の裏切り、離反は、事程左様に許すことの出来ない蛮行だった。

将来の米韓軍事同盟の破壊、消滅に至った元区は誰なのか世界は当に分かっている。

二股こう薬、ダブルスタンダ-ドぐらい西側諸国、自由主義陣営が忌み嫌うものはない、日本に対する約束違反のようには米国にはいかない。

究極の辞退、国家存亡の瀬戸際に立たされた時、誰が自国の若者の血を流してまで助けてくれるのか ? アメリカ以外には有り得ない。

あの忌まわしい朝鮮戦争に大統領はじめ逃走雪崩を打ったのは、米軍兵士ではない、誰だったか胸に手を当てて振り返って見る事で分かる。

国民に知らせていないから、米国、日本軽視に繋がるのである。

この未曾有の核戦争に祖国存亡が掛かる今、韓国、日本の国は誰を頼らなければならないのか、よく考えるべきである。

一時の情緒に流されると、あの時襲い掛かってきた兵士の代りに数限りない砲門がソウルに向って火を噴き、核が日本に向う事になる。

アメリカは二度三度の裏切りは許さないし、自国を犠牲にしてまでの防衛義務は果たさないだろう、トランプ大統領は明白に同盟国へ通告すべきだ。

そのような論調も出始めている。

同族相憐れむ、それは平穏に分け隔てられた分断国家の話である、あの未曾有の被害、忌まわしい戦争を起こされた国が歩み寄る話なのか ?

日本人の感性では理解できない。

平昌の冬は何と形容される祭りになるのか、近い内、世界はそれをパノラマの情景で見る事に為る。

 

 

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