もう何時だろうかと時計を見ると午前1時を回っていた。何時間労働になるのだろう?ひとり笑いをかみ殺している、この若さ、このしぶとさ若いものには負けんぞと! 雄叫びをあげたいところ ?
「Sさん、電話で聞かれても大事なことなので直接来てくれませんか ?」
後から失敗、失言を追及されることを恐れているのだろうが「じゃあ明日伺いますのでお願いします」と答えて電話を置いた、これは県の職員とのやり取り、電話の相手は まだ30過ぎ ?
他方市の職員になると、そこに情の通う言葉が出る、助言と言えば良いのか人間味溢れた若き職員、先般高知の産と知る。
県単位の職員の比較検討を少しだけ述べておく、
愛媛県、私が30半ばから40過ぎの間は、県職員の係長クラスに陰惨な嫌がらせを受けた。
(愛媛県の職員は陰気臭いとの評価になってしまった)
香川県、過去にある事件で有名になった市町村への手続きだったが物凄く親切で親身になって応対願った、讃岐の金比羅さん、少林寺拳法の本山所在地、私の心が揺すぶられる県。
高知県、仕事ではまだ縁がないが個人的な面でお世話になった県、豪放磊落、土佐のハチキン! 男女どちらをとっても私の弧線にガンと触れる、命まで差し出そうかと思わせる土佐は高知。
もうひとつ付け加えると、私が行政書士会の総務部長の折、時の高知県行政書士会会長だった0会長と知り合って現在に至るも年賀状は欠かさない。
明るくて気さくな良き土佐人、こんな個人感情が男の情に触れるのである、高知のために褒められてしかるべき民間外交。
徳島県、一度仕事をしたい県、徳島人は一筋縄ではいかんぞ !よく言われる言葉で、現に「何 !」あることで頭に血が上った相手もいたが、
本人の逝去により、成仏を祈る立場に自分を置いている、中央で合間見えたい男だった。
土地家屋調査士会の連合会長が私の近くに事務所があり、会長がまだ資格を取ったばかりの頃からの付き合いで気心も分かっている関係だがその会長が徳島県出身、だから先入観とは別に徳島大好きと来ている。
私は相手に合わせる性格なので誰とでも仲良く付き合うことが出来る、若い頃の在日の男友達とは遠慮のない付き合いをしたものである。
政治と国の狭間、今般の平昌五輪スピードスケート女子500メートルで、小平奈緒選手と韓国の銀の李相花選手の友情に感激したものである。
お国柄、県に依っての人間性の違い、それを乗り越えて仲良く出来る人間性が大事なことを心に刻む毎日である。
愛媛県人の職場の空気、ひとえに知事、市町村長の人間性と目配りに負うところが大きい、職員を見ればトップの資質が分かる。
さっそく夜が明けたら、若き県職員の元へ行く、どんな会話が待っているだろうか ? 陰気はダメだぜ! 明るく行こうぜ !?