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行政書士

行政書士会 花ざかり


「相談が有るのですが」 親しいA先生から電話がかかって来た、
ある手続きに関しての相談だった、
彼は、公務員を定年退職して行政書士試験を受けて入会した。

試験なしで行政書士になれるのに、難易度の高くなった試験を
何故受けたのだろう ?

これは、我々凡人の思うこと、
「どうせなら、試験に受かって入ろうと思いましてね」
彼は、私の意地悪な言葉にもかかわらずニコリと笑って答えた。

(あんたは、偉い!)
私は、笑顔を返しながら腹の中で拍手した。
ある喫茶店でコーヒーを飲みながらの会話だった。

それ以来、時々会うようになった、
前職は、ある組織でエリート軍団に(?)所属していた優秀な人、
他の者とは違うとは思っていたが、さすが切れものなのだろう。

人の前に立ちたい人が居るかと思うと、人の陰で慎ましやかに
控える人が居る。

金太郎飴とは程遠い、個性のある会員が増えて来た、
今年の夏、ひっそりと小人数で飲み会を開いた、

B先生が全てを仕切ってくれて、場所も選定してくれた、
落ち着いた、街中から外れた場所に在る、◯◯専門店だった。

初めは、来るもの拒まずで賑やかに開催予定だったが、
ある会員の、「大勢よりも小人数で !」 との要望に答えて
20名弱での宴会となった。

参加予定だった彼は、私の連絡ミスで欠席になってしまった、
まったく申し訳ない。

冬は、忘れずに参加をお願いする予定である、
その代わり、時々二人きりでお茶会と洒落ている。

個性のある会員が増えて来ました。

沖縄旅行で出席出来なかった、役所で部長職まで勤めた盟友は
「今度は、万障繰り合わせて行くからな!」 念を押してくれる
有様である。

ネオンきらめく夜の街、歌謡曲に唄われる名所での宴会は、
さて、どんなドラマーが待っているだろうか ?

多士済々、行政書士会 花ざかり。

雪の舞う冬空にご報告したい。

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