一足早く夏の訪れを感じる今日の青空、長いトンネルを抜けた旅人が、思わず深呼吸をするような開放感を味わっている。

暖かな陽射しは何ものにも代えがたい充実感である、
生きているんだ、全てに感謝だね、ありがとう ！

役所を掛け持ち、昨日渋面だった相手が今日は朗らかな笑顔を見せてくれる、課長との電話会談が見事に花開いた感だね ！

「５年は頑張らなくちゃ ネ ！！」
新たな旅立ちを迎えた友が満面の笑顔で答えてくれた ！

３月１日
新しい会社を立ち上げて事業に乗り出した、ご存知竹馬の友はこれから更に情熱を燃やして息子達と競争する。

入って来る便りは、同級生の暗い話のみ、胸塞ぐ時に放たれた
朗報は私の残り火さえも燃え上がらせてくれた。

「Ｓさん、歳は関係ない ？ 思った時が出発の時ですよ ！」
まだ３０才ぐらいの若い頃、ホルモン屋を経営していた在日の友が勇気付けてくれた、その彼はもうこの世にはいない ！

親父さんの苦労を見て育ったが少しの愚痴もこぼさなかった ！　ただ、ひとつだけ酒癖が悪く損をしていた、私とも「何？」の場面が時には有った、だが酔いが醒めると素直に頭を下げる男だった。

私達と同じ庶民生活を共にした彼らはけして日本を悪く言わなかった、涙も流した、日本人の嫁さんを貰った男達も多くいた。

底辺で喘ぐ彼らは私のように地べたを這う日本人に同じようなシンパシーを感じていたのだろう、だから！ 「Sさん！」と心を割って話してくれた。

半島情勢次第では日本は国論その他二分する  ？
憎悪の炎が燃え上らないことを願うのみである、頭の良い人は今一度、分相応、怨念ではなく感謝の想念で生きてもらいたい。

憎み合う同士の未来ほど、悲惨で悲しいことはない、

半島の波、今日も穏やかなり、願望を込めて。