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友情

あなたからの便り  3・3 かぶ島会

人間の悲しみはどんな言葉よりも月日に勝る良薬はない、
その人からの手紙を読みながら私の胸は安堵と喜びに
震えた。

「良かった !」 全て心から喜べないものの心の平静さを
取り戻しつつあるその人に「頑張ったんだね !」 と
私は言葉を掛けたい衝動に駆られた。

手の届かない憧れの君、仰ぎ見る気高きあなた !
苦労の端緒にして、ようやく言葉を交わせるようになった。

人の苦労を秤にかける訳にはいかないが、胸の内だけで
比較する事はできる、
悲しみが少しづつ薄れていくのを感じる、もう少しですね。

優しい主人と支えてくれる子や孫がいる、孫の世話で、悩む
時間がなくなった、それをあなたがご存知の「自然治癒力」
と言うのではありませんか !

医療の何たるかを知る◯先生 ! 昔のあなたは輝いていた、

あの時の気持ちを取り戻せば良いのです。

あなたが授けた処方箋の数々は沢山の眉を曇らせた患者さん
の苦しみを軽減させた、誇り高き仕事だったのです。

あの時の崇高な職業倫理を思い出してください、今度は貴女
が救われる番なのです、胸を張って下さい、あなたにはその
資格があるのです。

幼きかの日、白波の打ち付ける田舎道には無邪気な子供達の
笑い声が有りました。

その中に勉強の出来るあなたがいたのです、みかんの里は
分け隔てなく皆平等に声援を送っています。

「都会の子に負けるな! 辛い時にはいつでも帰っておいで !」
それは、大人になっても一緒、

3・3かぶ島会 1年そして又次の年、喜怒哀楽を共にした
竹馬の友が旅立つ、悲しみにうち萎れる訳にはいかないのです、

悲しみに暮れる友を支える人が必要になる、だから男は泣いて

はならない、しかしそれだけに切ないものですね  !
「男だもの、頑張らなくっちゃ !」

私は大阪の後輩に愛に参ります !   ふるさとの便りと香りを
届けに。

東京の空はあなたに微笑んでくれますか !       負けないで   !?

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