友情

男涙の祝い節  待ってろよ !

男涙の祝い節 待ってろよ !
燦々と陽光が降り注ぐこの5月晴れ、身も心も軽やかに
コーヒーで喉を潤している。

窓口の美人さんとの会話も空の青さが反映してグー  !
冗談口を叩いて近くのコンビニに入った。

何とも忙しい月だろうか ?  大事な会もとうとう欠席、
やかましい男が居ないと喝采を上げている事だろう。

こうして、世代交代は行われて行く、一昔前は私たちが
先輩方を見送ったが「光陰矢の如し」今度は我々がその
番である。

歳をとるのは早いぞ !  後悔しないようにやっとけよ !
若い者と会うと私はハッパをかけている、今の内だぞ。

今月は後まだ、大事な仕事が残っている、高速道一跨ぎ、
余暇を兼ねて遠出する、旧知の友、新たな出会いを求めて
私の遅咲きの青春は花開く。

ものは考えよう、お前って奴は、旧友がため息をついた ?
身体の不自由な妻を自宅で介護している後輩がいる、
もう堪らん ( 大変だ! 故郷の方言 ) 嘆いていると聞いた。

私の竹馬の友の弟である、このように自分を犠牲にして
妻に尽くす男に私は弱い、孤独な都会の片隅で、故郷を同じ
くする妻の身内はいないと知った。

私の魂が燃えて泣く  !
待っておけよ!  嬉しい便りをするからな、負けるなよ  !

大阪での同郷会で介護の為出席出来なかった後輩である、
「兄貴の同級生だから知っているよ !」
私の事を説明する後輩に答えたそうだ、いじらしい堪らんね。

この青空が、空を仰ぐ余裕さえ失いがちな彼に届きますよう、
澄み渡る淡いブルーに問いかけた、男って奴は、切ない  !

「Sさん、もう遠出も出来なくなりました、歳ですね !」
自嘲気味に語ったご婦人がいる、せめて心を明るく持つよう
軽口を叩いた。

「もう一度、頑張ってみますね  !」
支える人がいれば人間笑顔が出せる、助け合い、支え合い  !
人生の儚さにうち萎れる人へ、私の浪漫節は止まる事はない。

「待ってろよ !  あの子供時代の無邪気な笑顔を取り戻せ !妻を最後まで大事にしろよ・・・!?」

男涙の祝い節、「待ってろよ  !」

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