行政書士

ウォッチング  観察

「どうなっていますか ?」 許可は未だですかと依頼者が聞いて来るそれらは普通有り得る事、許認可の許可についての問い合わせである。

申請を気心の合った前任者が在籍中にする予定だったが事情で間に逢わなくなって新任の係長が受け持つことになった。

以下個人情報保護法との絡みで仔細省略して紹介することにする、今回は4月末を許可予定と関係者には伝えていたが、5月に入っても何の音沙汰なし。

痺れを切らした依頼者が直接担当者に電話して事情を聞いたところ申請案件が多くそのため手間取っているとのことだった。

依頼者は誰あろう担当者の大先輩、県の事情には精通したお人である、小言のひとつも言ったようだ。

その直後私に連絡が入って来た、先週の金曜日、予定より10日ほど遅れて、ようやく連絡が来たと云う事である。

田舎の方言で「遅いの ? 何! しよったん ?」 ( 遅いですね、何していました?)

訂正があるのでFAX番号教えてくださいとの事で穏やかな声音の担当者だった、心象的には強面だった前任者とは違うなと想像した。

その今日の事、訂正の仔細を確認打ち合わせするため出向いた、応対する係長の人格を私は会話の中で探っていた !

随分気合を入れてミスを見つけてくれていた、なあに良いんだよ ? 性格は柔らかいが、癖があるな ? と云うことは申請代理人にとっては気難しい相手と云う事になる。

若干の確認のやり取りをする、自分のスタンスは曲げないタイプ ! 私の質問に、生真面目、几帳面さを晒した。

その後、図面等の協力を得ている土地家屋調査士と喫茶店で落ち合った、訂正FAXを見せる、かの職員の権限外の事について詳細を求めている、越権行為ではないかと云うのである。

まあ、彼の言うとおりにして様子を見ようとなった、思わず浮かんだのが、文化省の前川前次官達の余りにも固い岩盤規制だった。

それがために規制緩和、規制突破に政府が苦労する事に為る、理不尽な規制で門戸を閉じた悪政を言わず、打破した方を悪く決め付けるマスコミの片手落ち、そのことが浮かんだのである。

国の施策と奇しくも関連のある愛媛県の法解釈、私の分野にも及んだ奇遇に私は些かの興味が湧いてきた、鬼が出るか、蛇が出るか ?

職員さん気軽に庶民虐めをすると、お化けが出るかもよ ?

私はこの岩盤問題を映画を観るように楽しみたいと思った、役者は揃った。

拍子木が鳴った !

watching (ウォッチング) 英語で観察・見張ると言う意味。

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