2018 FIFAワールドカップ 日本選手の活躍が目立っている。
コロンビアとの試合での勝利に続きセネガルとは引き分け、想定外の活躍ぶりに日本中が歓喜に沸いている。
久しぶりの明るい話題に各家庭でのビ-ルの量と笑顔が弾けたのではないか、サッカ-に門外漢は控えるとしてこの熱気に日本人の国民性を思って見る。
子供の頃から球技には些か苦手な私ですが、そこに立つ選手の姿、覚悟は、日本人として共通の想いを汲み取る事ができる。
他人、この場合は日本の国と日本人に対する贖罪意識、そこ迄と気遣うほど彼らは責任感を強く持つ、
その面から外国のトップ選手の今回の不成績の萎れ方を見ると他人事ながら気の毒、可哀想になる。
それに比べて自らの敗戦を納得せず、他国と選手を非難する国のチームの有り様は何なのか ?
国民として恥ずかしい限りだが、自分ファースト、オンリーワンのお国柄では言って聞かせる価値もない。
競技者及び求道者は清さが有ってなんぼ ! 負けて後の姿に真価が現れるのも事実であり、国民性が見事に出る。
フェンシング、剣道、居合道等の世界に於いてそれが実戦で為されたら、即 命の取り合い、その時に、どうだった、こうだったと弁解さえもできない命の瀬戸際、風前の灯 !
軍隊の白兵戦なら更に目も当てられない、問答無用で命が掛かる ! 命を失う !
負けて悔しかったら負けない努力をすれば良い、結果が出れば潔く甘受する、人間同士の試合なのだ、勝ち負けは当たり前、勝者を称える器量を持て、それがスポ-ツマンの誇りではないか。
この2018 FIFAワールドカップ ロシアを観戦して、現地サポーターを始め、日本国内の熱狂的なファンの喜びようは久しぶりの明るい話題となった、
国会のぶざまな議運を見た後だけに日本人ここにありの感深い。
この熱気の何分の一でも日本を取り巻く外国からの脅威に目を向ける人が増えれば国の防衛に寄与することになるのだがと痛感する。