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武道

格闘技  映画  古今比較論

格闘技  映画  古今比較論
先般、金子正次 竜二と長渕剛 英二の格闘シーンについて
述べて見ましたが、少し遡って我々世代の石原裕次郎の
喧嘩シーンを振り返って比較して見たい。

勝手な解釈をお詫びして・・・
( 以下敬称略 )

裕次郎の喧嘩シーンに痺れた若者は多かった、後の竜二
英二に遜色ない、腰の定まらない軽い動きは映画的には
綺麗に見えて「カッコいい !」と真似したものである。

本当の武道家が見れば、全く話にならないものだったと
思うが、その後、本物空手家の映画も数多く上映された
事で、その違いを知り得たと思う。

ただ映写技術、監督の理解力の差で本物の格闘シーンは、
面白みに欠けたきらいはある、
本物の映画はその後自然に下火になったようである。

ブルース・リーの燃えよドラゴンで、さすが本物は凄いと
評判を呼び再ブームを招く事になる、

私的には、V6の岡田准一主演のSPものに興味を惹かれ彼の
多彩な技を繰り出すシーンに感心したものである。

日本伝統の武道ではなく、他国の武道を取り入れている事に
流れるような連続技が綺麗に見えるのかも知れないが ?

近年、秀逸なのは、
日本空手協会総本部中達也師範と沖縄の国際明武館剛柔流
空手道連盟会長・明武館 八木明人館長 起用の空手映画「黒帯」が見応えがあった、さすが本物と身を乗り出した程である。

本当の格闘技、武道家を見たいか、軽いノリで映画を楽しみ
たいか、選択次第で映画館に足を運べば良いと思います。

石原裕次郎の 格闘シーン !
金子正次  竜二の格闘シーン !
長渕    剛  英二の格闘シーン !

私はどれも大好きですよ !

あれじゃあ! 効かないよ ?
それでも、いいんです !

映画だもの  !
竜二の、英二の胸のすく喧嘩が見れれば良いのです。

せち辛い、世の中だから、胸のすく啖呵がいいのです !

しかし、
真面目に稽古を続ける事、先輩後輩への礼儀を失わない事、
大事な事は、生まれた日本に誇りを持つ事、愛国心です。

押忍

格闘技  映画  古今比較論” に2件のコメントがあります

  1. お疲れ様です。先の食事会は愉快でありました。
    有難うございました。
    明武館の館長の名は八木明人さん。思い出しました。これでスッキリしました。映画、黒帯で印象に残ったのは主人公義龍の使う技。分けても弧拳と、とうほでした。私も剛柔流を学びましたが初めて見る技でした。流石は沖縄古流。殺法ですね。
    もうひとつの宿題。開掌による軽い打撃。これは掴んで仕掛ける技の先触れでしょうか?久保先生の技が冴えるのは見えない所での軽い打撃があるから。やられた相手も気付かない技への先触れ。
    今の私が思うのはここまでです。意識して真の答えを探っていきたいと思います。
    また会える時を楽しみにして居ります。
    押忍

  2. 武道多聞さん
    愉しい食事会でしたね、焼酎も美味いし久保先生のくだけた話芸も天下一品
    よしもと顔負けですよ、 内緒話の下り大爆笑 ! 腹がよじれましたネ。

    >開掌による軽い打撃。
    私の解釈は又別のものです、伝統流派とフルコン空手の違いを説明しているのです。
    「パ-ン!」と「ズ-ン!」の威力の違い。私はこのように受け取りました。

    伝統流派の世界的名人に、投げられながら相手を蹴る師範がいます、
    >久保先生の技が冴えるのは見えない所での軽い打撃があるから、

    若い頃、芦原さんの弟子から聞いていた、投げられながらの蹴りの使い手 久保 !
    それらが昇華して、相手に気づかれない内に突きが入る、生半可では出来ません。

    武道談義! 尽きませんね! 道真漫談 佳境に入る、又の機会楽しみにしています。

    押忍

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