薄曇りの昼下がり、役所訪問まで少し間があるので
通り掛かりのコンビニへ入る、只で駐車は失礼なので
缶コーヒーを所望した。
Pで一息つく・・・
V6のと言うよりも地位確立した俳優 と云うべきの
岡田准一、徒手空拳の武道家岡田が今回の「散り椿」
では、藩の武士、日本刀を携えての佇まいである。
その彼が木村大作監督の命により殺陣師として参加
している、三船、勝新、仲代と、名優たちに負けず
劣らぬ評価を得ている。
だが、岡田ファンの私だが若い彼に一言だけ言って
おきたいと思う !
スピード云々に関して先輩たちの殺陣も本物の刀では
なかったと思うが (部分的には本物で撮影したと思わ
れるが? ) 真剣と竹光の違いは? 気にかかるが !
そこを考慮して眺めたいものである、
そうは言っても岡田の非凡な役者としての価値を否定
するものではない。
剣道、居合道に秀でた人たちから見れば一言あると思う
が、岡田准一の剣捌きは見応えがあるのも事実である、
その眼力とともに一瞬の攻防に唸らされる。
気を張らずにエンターティーメントとして気楽に観れば
武士社会の規律、その息苦しさ、刹那に見える人の情等
現代人が失った日本古来の良さが見えて来る。
岡田准一さえ、なし得た武道探求 !
銭金万能の現代社会を反映して襟を正す矜持が写し絵に
滲み出る、次代に続く若者たちの登場を期待したい。
頭脳で勝負する学歴社会、それが全て駄目とは言わないが
身体の痛みで我が身を知る、そう己の無知を知る ?
評論併記ではないが、バランスのとれた人間形成を心掛け
たいものである。
私の知人に空手道を探求、修めた指導者がいる、
よわい、50代にして他武道にその視線を向けている !
それは、合気道 !
疑問を持つことで現状認識が広がっていく、その心、よし!
少年から青年へと日本古来の武道へ、その視線が向くと
愛国の情が湧いて来る、自分にとっての日本・・・ とは !
日本民族の底力が芽生える、自力本願の芽生え。
岡田准一 効果 !
愛国心の里帰り、生まれた国の否定でなく、故郷 讃歌 !
「ひらパー兄さんで、おま !」 岡田准一は、いい !?