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人生

鬼婆と言われて ごめんよ 🙇‍♂️

女性の習性とは、ほとんどの男には理解できない領域では
ないだろうか ?
私も御多分に洩れず未だに消化できない未知なる世界 !

ただ、今になってプラスだなと思うのは幼少期の家庭での
日常での生業にあった。

大家族の上、更に隣近所のおじさん、おばさん、そして
他所から出稼ぎに来て風呂借りに来る家族が出入りして
いたので、連夜大勢の人に囲まれていた。

そこで女性たちの井戸端会議を聞くことになる、今考える
とたわいもない事なのだが、とにかく女という生き物の
一面を見ることになった。

これは、受け手の私が咀嚼次第で毒にも薬にもなる事だが
兎に角深層心理にエポックとして刻まれたことは否めない。

その中で妙に心に残ったことがある ?
昔の田舎のことだから嫁と姑の永遠の女の戦いに関する事、
その時代は何事も嫁が辛抱、我慢の時代である。

キツイ姑が病魔に魅入られて病の床につくと、今までの鬼
ばばから一転観音様に変わる、日々病が昂じる度に弱気に
なる、嫁姑の力関係が逆転する。

強気だった意地悪婆さんが嫁さんに涙を流して詫びを言う!
「ごめんよ! 悪かったね ? 許して !」
お嫁さんの苦労が報われた一瞬である。

座敷ではこんな話が語られていた、幼い私の耳の奥に自然に
大人の童話が取り込まれて記憶に残されたのである。

人間に永遠はない、良い事辛い事が見事に裏表に変わる人生
の見本である。

それは取りも直さず日本の古典、悪い事はいつまでも続かない、
いつかはバレる、バチが当たる !

私の長い歴史の中でも沢山の出来事が実証されている、
勿論苦労続きで一生を終える人はいる、しかし大半は攻守ところ
を替えて喜怒哀楽は反転する。

無垢な人を虐めて安楽に人生を終えるはずがない !
必ずバチが当たる、身近な例では身体の自由が効かなくなる人、
悪くすると突然死 ! お天道様の裁きは鮮烈である。

故に私はお天道様に笑われない生き方をしなさいと説くのである、
勿論自分自身の自戒を込めて、
「Sは、キツかったものな !」何処かで野郎達の声が聞こえる。

「ゴメンよ !」 説得力はありませんね、
「ごめんよー ! 」

国際問題に目を移して見ればよく分かる、
私はいくつかの事例をじっと注視している、その行く末を    !?

 

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