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日本

西陽  燃ゆ

11月の西陽が薄い雲間から差し込んでいる。1日の終わりを告げる沈む太陽が目一杯輝きを増して西の彼方に身を横たえようとしていた。

今日も様々なニュースが世間を賑わす、それを真剣に受け留める人々がどれ程いるだろうか  !   国民の叡智が問われる。

国会論戦が始まり、個々の事件が報じられる、自分たちの生活に精一杯、飽食に国家の危機には目もくれぬ、それが日本人の平均値である。

意志ある者が、この国の形を変えようとしている、それに対処する人間が政治家を含めてどれほどいるだろうかと言うことである。

物事が始まって終わる、ある時期には必ず警鐘を鳴らす人がいるのだが、大衆に届くことはない、それを国家の分岐点と呼ぶ、歴史の常である。

マスメディアの堕落が言われて久しい、靴底を擦り減らして足取りを追う記者がどれ程いるか  ?   図上の五線符に甘んじていないか、被害者国民の土台が揺れる。

誘惑、この言葉に抗し得る人間が果たしているか   ?   全てのマスコミ人間に問うわけではないが、赤子の泣き顔を忘れるでない。

日本は未曾有の国難に直面している、銃剣に非ずのソフトな侵略が今まさに進行している、不届きな魂胆を忍ばせて民を欺き誘導する。

日本の常識は世界の非常識、その逆も囁かれる昨今、

やってくれました、卑劣漢   

私は、その白昼夢のパノラマを、推理作家の巨匠松本 清張の物語に重ねて追っている、

 

点と線が、何処で重なるのか       !?

 

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