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思い出

さざ波に  魅せられて  逢いたい

暦の上では晩秋から冬へと季節が移り変わったが、現実は、穏やかな陽だまり、そしてぬくもり、ところが今朝は久しぶりの雨が静かに降り始めた。

私の家から車で約五分、小学校の校舎を東へ登ると佐古ダムという小さな湖畔に行き着く、その左横の狭い農道を更に数分登ると我が家の狭い畑に至る。

途中700mのヒノキ林に囲まれた保安林がある、私が森林浴としゃれ込む空気清涼な別天地である、季節に依っては木漏れ日の洗礼を浴びて日光浴になる。

その佐古ダムは、農業振興のための貯水ダムだが、何処かの高校、大学ボ-ト部がよく練習に見えている、テレビドラマの舞台になる避暑地と云うところか。

だが、冬の湖畔は厳しい山の姿をもろに見せて人を寄せ付けない。

気候の変化で湖畔のさざ波が微妙に変わる、その彩は数年前私の前から忽然と消息の途絶えたさざ波さんを髣髴させるのである。

私の別ブログに時々お出でいただく優しいお方だった、そのコメントは心洗われる清々しいものであり、私がお手本とした女性でもあった。

私より少しお若いお人で、心のこもったご返事に勇気を頂いて救われたものでした、今でも私の別ブログにはさざ波さんのやさしいコメントが残されています。

さざ波さんのブログも更新は途絶えてしまいましたが人柄の温かさに逢いたくなると散歩がてらお訪ねしています。

さざ波さん、ご返事がなかっても構いません、どうかご健在であることを祈っています。

優しいご主人と娘さん、そしてお孫さん、可愛いワンちゃん達に囲まれた穏やかな陽だまりと温もりで有ってほしいと思います。

佐古ダム湖畔のさざ波の変化を見て、琵琶湖近県にお住まいのさざ波さんを思い出して懐かしんでいます。

可能なら、今一度、あのぬくもりに接したい、言葉をお聞きしたい、湖にきらめく宝石のように私の大切な宝物、それはさざ波、想念が届くことを願いながら。

さざ波さん、

少し前、杉の子は琵琶湖ホテルに投宿致しました、同級生とびわ湖の遊覧船・外輪船ミシガンに乗船してはしゃぎまわりました。

船底をさざ波がキラリと光って通り過ぎました、まるであなたが傍に居るような錯覚におちいりました。

児童達の為に心を込めたお人でした、お疲れ様でした、ゆっくりお休みください。

さざ波さんのご家族様に もう一度  逢いたい  !?

 

 

 

 

 

 

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