「利口な秀才は嫌いだ！  武道系の男が良い  ！」

その時、彼の口から感嘆詞が漏れた  ！「武道をしていましたか  ？」

途中で断念した未熟者、しかし、その崇高な精神は忘れずに抱いて来た、これだけが自慢の私である。

弱いものイジメには反発し、弱いものを支える事に生きがいを感じる、そんな男がたくさん居れば日本は良くなる。

頭でっかちで、生まれた自分の国を蔑む独りよがり、彼らがお手本とする国に果たして真実の自由があるか、胸に手を当てて見よ  ！

収容所列島、群島、そこに閉じ込められる無辜の民の自由への脱出に私達は手を差し伸べなければならない。

世界のうねりは予測不能を態しているが、米朝ハノイ会談不調を契機に何かが起きる ！

そのウネリは世界的に波及する危険が伴うものかも知れないが、自由を希求する者には干天の慈雨に等しい、早く地獄の責め苦から解放してあげなければならない。

行政は強い、民は常に御上に従って来た、しかし現在の国会運営を見ると、特定野党議員の政府への追求を見よ、礼節も何もあったものではない、総理さえも罵倒する  ！

ここに日本古来の道徳心、礼儀作法の何たるかも見出せない、彼らが求める日本国の理想像を想像するとおぞましき独裁国家の今が二重写しに見える、そんな国の姿が欲しいと思いますか  ？

人に求めるなら自ら率先して身を清める事である、他には強要するが己は逃げる、これでは見本も手本も見出せない。

彼らの理想とするユートピアに人間の尊厳は一欠片もない　！

「武道をやっていたのですか   ？」　彼の問いに私は軽い口調で答えた・・・

「少林寺拳法、空手、合気道の指導者と少しだけ交友が有りますが、皆さん謙虚な素晴らしい人達ですよ！」

そう話しながら・・・そういう彼が理数系の秀才でなく苦労の分かる体育会系であることを願っていた。

時間は貧者にとって、縋り付きたい宝なのだから、

私の真心が理解できる相手であることを信じて吐露する   ！？