5月の喧騒が過去と言う名の想い出に消えた。

敢えて悪者になって警鐘を鳴らしたが、若者の愚痴めいた怒りはあったものの彼らの自重で事なきを得て季節は6月を迎えた。

祭りが終われば後は舟は船頭さんに任せる、力強い気合の入った言葉を得て大海原の航海を託す。

行事采配は今ひとつだがその力量はこんなもの、そう思えば腹も立たない   ？

「 Sさん！   言い足りんだろう   ？」

いつもバトルを繰り広げた相手の論客が懇親会で顔を赤らめて労をねぎらってくれた   ！

お酌に来たのは選挙の神様、優しい言葉をかけて くれた。

若い者2人がしんみり言ってくれた言葉が嬉しい、

「S先生の質問が聞きたかった   ！」

男の勲章 ！ 行政書士冥利に尽きる。

男同士、戦っても、例え敵味方に分かれて喧嘩をしても、こちらの出方次第で理解者に代わる   ！

だから、男はサッパリ系が良い、終わりの余韻が味方を増やす、私の変わらないスタンスで有る。

時には相手に花を持たせる「負けるが勝ちよ  ！」

私の思いは本来の仕事に戻る   ！

関西から依頼の電話が入った、懇意な司法書士の出番で有る。

爽やかな返事が返って来た、男とは、戦い済めば、   讃え合うもの。

「押忍」