あっさりとしたさわやか系の姉御肌、歳を重ねるほどに益々輝きを増してきた。
勝手に妹と命名していたが、人格さらに向上した女性には失礼になってきた。
妹よ!
先般の再会に彼女の苦闘と努力の跡が随所に見られた。
その頑張りにもかかわらず少しも影が見えないのは、天性の朗らかさにあるのだろう。
私が姉御肌、鉄火肌の女性に惹かれるのは、幼少期隠居で生活を共にした祖母に行き着く。
キセルタバコをくゆらした、宇和島伊達藩の漁港生まれのばあばの影響が大きい、私の憧れの女性像なのである。
おとなしい女性も良いが、私はどちらかと言うと勝気な女性に惹かれる。
だから姉御肌の女性と気があった、ずっと以前に亡くなったT兄の嫁さんに可愛がられたのもそうだ、そんな女性ほど情があって面倒見が良かった。
後腐れのない鉄火肌、若い頃見た深夜興行の東映ヤクザ映画の藤純子のお竜さん、キリッとした中に男を立てる女の心情が堪らなかった。
私の女性像はそんな女達に彩られている、
妹よ !
「Mっちゃんの散歩に行ってました!」メールの一節である。
地道に事業を継いだ旦那さんだった、これから2人して楽隠居と言う時に不慮の事故で亡くなった。
その悲しみを乗り越えて子供達を育て上げた、長男の事業欲は天を衝く勢いで更に止まるを知らない。
( ゆっくりしなよ ! 好きな麻雀をしてさ !」
今度行く時は、カラオケ 「 95点弾き出すぞ !」
竹馬の友 S が更に点を上乗せする、カラオケ喫茶Kは、大興奮 ! 港町に花火があがる !
鉄火肌に乾杯 ! 人情ママに大拍手 !?