怖いおとぎ話
都会の人には余り見慣れぬ風習だと思うが、田舎人間にとっては幼少の頃の懐かしい思い出、家を新築する建前に行う行事の一環。
隣近所の人々が手に手にスーパーの買い物袋を提げて駆けつける「餅まき・餅拾い」の催し。
子供がいるのさえ忘れて必死に拾い合う大人達、田舎では恒例の行事、梁の上に登って餅を投げる子供は、一時の英雄気取り、私にも記憶がある。
飛んで来る餅を受け損なうと地べたに張って奪い合う、我を忘れての半狂乱 ?懐かしくも鼻にツンとくる郷愁、回顧である !
あれ程バトルを繰り広げた米朝の両首脳、それぞれの思惑が一致したことは否めないが、空想が趣味の私には違った絵物語が脳内を駆け巡る ?
軽いノリでご披露しましょう ・・・
真夏の夢、黄泉の国から帰って来た幽霊 ?そんな御伽の国のお話、主役は、もちろん米国はトランプ大統領、北朝鮮は金委員長、真偽は詮索しない夢物語でお聞き願いたい。
米韓軍事演習に反発して、北のミサイル乱れ打ち、2発づつの飛翔体、ミサイルと呼称しないマスコミの肚の中は今は問わないでおく ?
トランプ大統領の余裕のなせる技か、一部で囁かれる選挙対策の出来レース ? もしくは別の裏取引 ?それとも、それに理由付ける老獪、アメリカの真意は別に ?
「それぐらいならアメリカの脅威でないから構わんよ !」トランプさん、腹の大きいところを見せると世界の多数は見ているが、さて、はて ?
米国の監視レーダーは、北の飛翔体を見逃さない !日本海に張り巡らされた潜水艦探知網の海底ケーブルは粛々と飛翔体の航跡を捉える、落下点はここ !!
米韓軍事演習への反発乱れ打ち ?ところが大統領の笑顔と裏腹に、国際環境は激烈である、落下地点に到着した作業船は誰に知れることなく北の飛翔体を確保、引き上げたのである、勿論知らんぷり !
前回のミサイルは中国の模倣、今回はロシアの改良型 ?
人知れずペンタゴンの一室に集まった高官達は祝杯を挙げていた !
敵のミサイル残骸は高度な機密が詰まっている、米軍頭脳は対抗策、迎撃ミサイルの改良に着手した、サイバー攻撃で米国軍事情報を盗み取った敵国の裏を描いたのである。
それにしても、大統領の委員長へのリップサービスの真意を知る者はいない、更なるどんでん返しがあるとは高官達も知る由もなかった。
建築現場で多くの人がス-パ-の袋を提げて落ちて来る餅を待つ、落ちて来い、ここへ来い !
排他的経済水域外、もしくは日本海に静かに潜む潜水艦と各艦船、トランプ大統領のパフォ-マンスに意気揚々発射を繰り返す国、やるならやって見よ、ミサイルの機密はそっくり貰うぞ !
真夏の夜の夢が御伽噺の世界へ誘う !
映画寅さんの転寝に観る荒唐無稽の御伽噺のお話し、政治家って怖い人たちだね、
笑顔の裏の夜叉 ! それは、もしかしてあなたかも・・・ !?