人は、無性に寂しくなる時がある、
季節の変わり目にその現象が起きる。
自分を取り巻く環境に依って、
仕事が上手くいかない時等、特に感じる。
挫折感というやつである、
独身の時、部屋に帰っても明かりが消えて
迎える人はいない。
「孤独だな! 淋しいな?」これを五十数年
繰り返している独身者がいる、
人間として誠実で文句のつけようがない、
なのに女の人と話が出来ない、これだけが欠点。
努力・・・
彼を見て不憫に思う反面、仕方ないな・・・と
思う。
段取り良く見合いの席をセッテングしてあげた、
ところが会話が出来ない、身体と心がガチガチに
固まっている。
女性から見て、失望する筈である。
(だらしない、意気地なし !)
こういう繰り返し、だから未だ独身・・・
私は助言する、見合いの席を作って貰うと言う事は、
そう幾度もはないのだよ、
そのチャンスを上手く掴んで女性のハートを掴むのは
君自身のの甲斐性なのだよ !
「努力 しなくっちゃ !」
悲しいことにこんな人ほど努力が出来ない、
相も変わらず会話不可能で振られてしまう !
辛抱、努力、
この頃思うが、こんな人に限って親が甘やかし過ぎて
子供の自立心を摘んで来た、親まかせ・・・
私は、又 ある頼まれごとを引き受けている、
やはり同じ、親離れ、子離れが出来ていない ?
ふっと、考える、
昔の親のように愛の鞭、鉄拳、肌で痛みを覚えさす ?
これの出来る親父の復権が必要なのではないのか !
甘えの構造に、欠陥人間の増加があるのではないか ?
やはり、他力本願、人任せは、大成しない。
自力本願、己がつき進むところに周囲の賛同が得られる。
自力本願と他力本願の融合、素晴らしい未来を・・・ね。