人生の筏流し
コロナウイルスの足音が身近に迫って来るような錯覚 ?歳取ってから魅入られた花粉症、この季節になると恒例となってしまった。
特に今年は、中国武漢市発の遠来の客が来なくて良いのに忍び足、いやいや全力疾走で迫っている、殆どかけないマスクが手放せない。
ところが困った事に咳はないが、くしゃみが止まらない、 ( もしやコロナでは ?) その都度「花粉症だからこらえてよ !」とまず弁解する、途端に疑いの目が苦笑いに変わる。
友への挨拶が「元気か ?」 が恒例 !ところが、あそこが悪いここが悪い !と泣きが入る、その都度気合いを入れる。
この頃気がつくのは、年寄りから仕事を取り上げたらダメ、これが一番頭と身体に悪い、疲れたと言っても仕事をやらせることが健康の秘訣、本当にそう思う。
「Sさん!若いなア !」と久しぶりに出会うと友が言う、そう自分でもそう思う、まず身体の動きがシャープ ! 考え方が若者たちに近い、趣味からして若者の気持ちが分かる。
くよくよしない ! 愚痴をこぼしても強要しない、合い口を求めない? これは、人生経験の中で人は多様性が当たり前なのだと知ったからである、いろんな意見があって当然です、そう! 達観。
そう考えると人と論争することもない、これほど気楽なことはない。
「井の中の蛙大海を知らず」どんな人がそうなのか ? よく見えて来るから不思議である。
常識の捉え方が個々によって違う、なんでそうなるのよ ?だが考え方によれば、世の中の嫌なことを知らされず我が道を行く人の方が本当は幸せなのかも知れない、自己主義を見るほどに思う。
常識は人によって様々、我々から見れば非常識なのに本人にとってはそれが常識、その逆もある、人間社会は摩訶不思議! 図々しくないと渡れない、神経質では尚渡りきれない。
社会奉仕もそれが当たり前になると全てボランティアとみなされる?そんな痛し痒しの話がある、こちらにとっては迷惑千万だが ?それも自ら蒔いた種、今度開陳して進ぜましょう !
「Sさん! それってほとんどアホな部類よ !」と笑われそうだ ?
金儲けに手を貸したらSさんに失礼だ ?そう言ってうまい話は別の人? 私は相変わらず善意のボランティア、「じゃあ何かい ? 私には霞を食っておけと言うのかい ???」 そういうことで只今ストライキ中 !
私のことだ ! それも全て折り込み済み ? 人生の筏下りはここから正念場 ! その内、良い事有るぜよ !?