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行政書士

日々事もなく過ぎ行く憂いを乗せて

先般のトンビさん、
あくる朝、早速電話がかかって来ました、
「時間空いてないですか ?」

ちょっと悪戯心を出してとぼけて見ました、
「忙しいのですが、何か用ですか ?」

「お茶でもどうかと思って !」
いささか、元気がない ?
「少し待ってもらったら行きますよ?」

一時間後先客の用事を済ませて待ち合わせ
場所に出向いた。

損な人である、愚痴めいた言葉もでたが、
既に諦めていた様子で新しい計画を話して
くれた。

こんないい人を泣かせたら駄目、その内
罰が当たるだろう、
「ここは、勘定しておきますから、
ゆっくりして居て下さい」

次の予定のためお先に失礼した。

淋しいひとり住まい、
私だけでも力になってあげたい。

目標を聞いているだけに身につまされる、
黄昏が其処に来ている ?

若い司法書士に仕事を依頼している、
明日、取引が行なわれるので、
その打ち合わせに事務所へお邪魔した。

石部金吉、いささか硬いので馬鹿話で
赤面させてやった。

話だけでも、
顔を赤くしている、今の内だよ純情は?

昨日の相談者から電話がかかってきた、
余りに荷が重いので当事者を辞退した
との報告だった。

良い判断です健康には代えられません、
残り少ない人生です、楽しんで下さい。
爽やかな笑い声が返って来た。

解釈の仕方で憂いさえも何処かへ消える、
日々事もなく過ぎ行く、 了解です。

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