所変われば品変わる、云わぬが花、ブ-メラン。
先程の参院の論戦を見て感じたことだが、何と皮肉だなと思った。
予想しなかった面白いことがあるものである、
民主党の議員の質問である・・・
「南北朝鮮が戦争になった場合、韓国の防衛のため自衛隊を派遣
できるのかどうか」と言うものだった。
(派遣して助けてくれとの意に私は受け取ったが ?)
これって矛盾した質問ではないの ?
あれ程安保法案は戦争法案と反対していながらシンパシ-を感じる
韓国が北から攻撃を受けそうになると俄然韓国を助けたいとの意見
を吐く。
(これでも言葉を柔らかくして述べているつもりなのだが ?)
北の挑発に直面する韓国を助けてやりたいと思っているなら、
あれほど集団的自衛権に反対しなくて良いものを、素直に認める
なら自衛隊の韓国防衛も、もしかして有り得るのではないか ?
北の脅威を感じているのであれば、反日色を強める韓国の議員達に
反日の合唱では、いざと言うときに日本の助けが得られませんよと
説得するだけの懐の深さがないと駄目なのではないか ?
ここに、
国民が民主党に同調できない違和感と不信感が有るのではないか?
一番大事なことは、日本の安全と国民の生命財産の保護である、
その基本の前に、小さな世界、政党間の無用な争いをする場合かと
大多数の国民は思っているはずである。
質問の趣旨、論点が余りに狭く国会議員の態をなしていない、
国難に際して、大局に立てないのかと、ほとほと呆れてしまう。
所変われば品変わる、云わぬが花、ブ-メラン。
狭窄、考えの狭い我が身の数々を国会中継の録画を見て感じ取って
貰いたい。
今我は何を云わんとしているのか、仲間内で喧嘩している場合か ?
国敗れて、何が未来か ? 駆け巡った山河はいづこに有りや。