事なかれ主義
ことなかれ主義 言葉をかえれば無責任人間と呼ぶのだろう、周囲には結構いる、学歴社会、拝金主義の時代だから尚、増えてきたとも言える。 日本古来の伝統、人情主義が音を立てて崩れた要因である、「お前は、ことなかれ人間やの&nb… もっと読む 事なかれ主義
ことなかれ主義 言葉をかえれば無責任人間と呼ぶのだろう、周囲には結構いる、学歴社会、拝金主義の時代だから尚、増えてきたとも言える。 日本古来の伝統、人情主義が音を立てて崩れた要因である、「お前は、ことなかれ人間やの&nb… もっと読む 事なかれ主義
生暖かい風に乗って小雨がバラつく、竹馬の友が言う、お互いこの歳になって仕事があると言うことは何とありがたい事か ! 私の多忙を聞いて、つい言葉の出た友だった、手作りの味、私の仕事は専門分野の下請けの士業者の協力は別として… もっと読む ゆったりのんびりの土曜日
兄貴分 遊びの先生 あの喧騒が嘘のように穏やかな日常が戻って来た、何この暑さ、まるで真夏のような入道雲が陽射しの強い青空を背に様々な表情を見せて動いている。 役所での打ち合わせを終えて次の訪問に少し時間があるのでコンビニ… もっと読む 兄貴分 遊びの先生
男たちの挽歌 あいつは何処に 日々追い立てられる晩年、我いまだ奉公中。 よりによって元旦に掃除とは、そして脚立から落下、コロナ禍を暗示する最悪の船出だった。 お天道様もたまには悪戯される、素直でいる筈なのに… もっと読む 男たちの挽歌 あいつは何処に
虚脱感 我は 青空さえも虚しく感じる 仲良しの友の死は 虚無感に苛まれて連休を終えた。 ただボォッと 友の言葉を追いかける 甘平のお礼の返事に 回復への意気込みがあったのに。 それから僅か後 予期せぬ友の死… もっと読む 虚無感 我は
悲しみは雲の彼方に 15歳の春、私たちは巡り合った、約50名の学友の誕生、席順は私の前がK・U、後ろがS・O、共にスポーツマンの2人だった。 バスケットのK、柔道のS、私だけが無粋な学生だった、ヒマラヤ杉が眩しかった、そ… もっと読む 悲しみは雲の彼方に
片道切符 男がひとり ! (敬称略) 別のブログで述べてみるが、私は文系、体育会系、武道の求道者と気が合う、若い頃芦原空手を習っていた姉の長男、甥が松山へやって来た、高校を卒業して松山で就職していた頃の話を聞かせてくれた… もっと読む 片道切符 男がひとり!
まるで真夏日のような青空が広がっている、数日前の寒気がまるで嘘のように窓越しに差し込む太陽が眩しい。 朝から緊迫した電話でのやり取り、いささか不機嫌になっていたが、次の電話で帳消しになった、午後のお茶会への誘いである。 … もっと読む 目は口ほどにモノを言い
男涙の天王寺 戦後の寂れた海辺の村で私は育った、日本中が一様に貧困に喘いでいた時代である、村の収入といえば記憶にないが蚕の成育、小さな村に似合った小さな工場から得る女性たちの日当が家計を支えていた。 男達は昼間は狭い段々… もっと読む 男涙の天王寺
お前に逢いたい 人間関係に飽きが来て、人恋しさなんかあるものか、なんて贅沢言う男がいる、しかし、それは強がり本当は人恋しくてたまらない。 「Sさん! 今度帰る時は前もって知らせてよ、昼間は山で畑仕事しているから夜電話して… もっと読む 逢いたい !