青空が目にしみる
青空が目にしみる のどかな春日和、懐かしい街道をひとり旅とシャレる、十数年ぶりに記憶を頼りながら走る街道筋は晴天の下、多数の車が列を作って走っている。 前には無かった道の駅、受付の女性担当者の笑顔が素晴らしい、先般ブログ… もっと読む 青空が目にしみる
青空が目にしみる のどかな春日和、懐かしい街道をひとり旅とシャレる、十数年ぶりに記憶を頼りながら走る街道筋は晴天の下、多数の車が列を作って走っている。 前には無かった道の駅、受付の女性担当者の笑顔が素晴らしい、先般ブログ… もっと読む 青空が目にしみる
もうどのくらい月日を数えたであろうか、その別れは特に辛いものになった。 その門の前に行くとニャンはいなかったので石柱の内側へそっと置いた、車に乗ろうとすると右手でニャンの鳴き声がする「にゃん! にゃん !待って!」 急い… もっと読む タビーとニャン(愛しのニャン)
母と子 宿命 その村は私の住む家から一山超えた所にあった、小さな組みの集まりで集落を形作っていた。 私と一つ違いの男の子にお母さんはいなかった、優しいお姉さんとお父さん、どこにも見受ける普通の家だった。 当時、ほとんどの… もっと読む 母と子 宿命
新しい年令和3年の正月気分も抜けたというのにこの慌ただしさは何だろう、 何人かの同級生と電話で話したが、仕事の話は皆無、もっぱらコロナに対する愚痴ばかり、結局どの友へも慰めと希望を伝えてこちらの気持ちは何だったの ? … もっと読む 男の後ろ姿
かなしい 忘れもの 昭和が希望に燃えて輝いていた時代、一途な恋は燃えて、そして儚く消えた。 男の独白を責めることは出来ないが ? 幼く純真な恋は、予期せず無残に散った。 忘れもの、帰らぬ後悔、 何かが胸に突き刺さる、何か… もっと読む わすれもの
ジャンバーの襟を立てても首元から師走の冷たい風が入り込んで来る、Aは「おお寒い!」と声を震わせた。 神社下の狭い裏通りの路面から枯葉を巻き上げた風が追い討ちをかける、並んで歩くB子のスカーフが後ろになびいた。 昭和41年… もっと読む レット・イット・ビー 追憶
眼差し (まなざし) 眼差しというよりも射し込む眼といえば良いかな ?肌寒い1日が始まった、懇意な病院へ薬をもらいに出向いた、10人ほどの先客が全員マスク姿で神妙に順番を待っていた。 じっと凝視… もっと読む 眼差し (まなざし)
乾坤一擲 歴史の必然 現在の国際情勢を見る時、遥か昔の物語を思い出す、規模においては比べることすら無謀だがその類似性において注目するのである。 傍若無人に世界を股にかけて狼藉を働く大国がある、弱い国、弱い人々の怨嗟の声は… もっと読む 乾坤一擲 歴史の必然
先祖への想い 幻想 日本中が熱風にうなされた夏の終わり、ようやくその魔物から解き放されて人々の顔に少しだけ笑顔が戻った。 コロナに翻弄されコロナに明け暮れた日本列島にあきらめの想いだけが残った。 「行きたいけれどコロナが… もっと読む 先祖への想い 幻想
陽の当たる坂道 友の愛人 愛人と言う名の女性がいる、私はどれほどの人と出会ったであろうか、その中には日陰の身を恥じず1人の男に尽くす女性がいた。 たとえ日陰の身であっても、長い年月共にいれば、それは二人だけ… もっと読む 陽の当たる坂道 愛人