男ふたりの向かい飯 唯 飄々と
飄々と唯飄々と 毎年、年の暮れになると会う友人がいる、 彼が大学を卒業して大手の流通業界へ入社して直ぐだから もう、かれこれ40年程の付き合いになる、 今振り返っても納得がいくのは地位名誉金銭欲に淡白な 性格の人間だった… もっと読む 男ふたりの向かい飯 唯 飄々と
飄々と唯飄々と 毎年、年の暮れになると会う友人がいる、 彼が大学を卒業して大手の流通業界へ入社して直ぐだから もう、かれこれ40年程の付き合いになる、 今振り返っても納得がいくのは地位名誉金銭欲に淡白な 性格の人間だった… もっと読む 男ふたりの向かい飯 唯 飄々と
「うちの会社はA先生に見てもらっています」初めの内は 別の苗字を思い浮かべていたので気に留めず打ち合わせを終えた。 「ところで社長、A税理士事務所は何処にあるのですか?」 何の気なしに ( 何となく ) 聞いたところ「◯… もっと読む 縁は異なもの 内蔵助 南部坂雪の別れ
年の瀬になると何故か気持ちが落ち込むという人が居る。 遣り残した心残りに想いが引きづられる、 来る春に自信がないと尻込みする男達。 現代社会の病巣社会の仕組みが余りに複雑多義に渡って 自信喪失に陥る男達の悲鳴があちこちか… もっと読む レット・イット・ビー あるがままに
澄み渡る青空の下、寒気を縫って陽気が人々を照らす。 世界中至るところで血なまぐさい地獄の戦線が拡大している、 いたいけな子供達の悲鳴は神の元へ届かないのかその惨劇に 目を背けたくなる、全て弱き者にその災いが降りかかる矛盾… もっと読む 争いに見る 地球の近未来 迫り来る危機
この青空に似て 一編のメールが入って来た。 今朝の寒さは事のほか身を縮める、冷気が首筋を 責める 「おお! 寒い !」 アイパットを開いて見た、 「う~ん! 参ったね ?」 やられました。 見合いをした相手を敬い、その結… もっと読む この青空に似て 遠き日の我
冷気が事のほか厳しい、 暮れなずむ空は雨雲が覆いかぶさって合間に見える 薄青空が悲鳴をあげているようだ。 「待ってろよ !」 師走の慌ただしさに自然現象に目を向ける人も少ない。 日々多忙、更に急がされる仕事の重圧も受取り… もっと読む あかね空 苦は楽の種
「もう少し生きてみます・・・」 電話の向こうで希望を見つけようとする人の真摯な言葉だった。 その人は、風雪、幾年月頑張ってこられた女性である。 その歩いてきた道程は、他人には窺い知れない茨の道、 果たして、その内、どれだ… もっと読む もう少し生きてみます 師走
国会論戦を見ると人間の質、懐の浅い深い、その限界が見える。 職人さんは、それぞれ自分達の道具を持って物事を進めている、 寸分違わぬ仕上がりは、見事と云う言葉だけでは推し量れない 努力の結晶なのである。 弟子の時代の汗と涙… もっと読む 反日と云う名の 坂道
彼は私の思いもよらぬ話をし始めた! 「Sさん朝鮮半島はいよいよ核も含めた戦争に突入する、 日本国民が想像する以上に悲惨なトバッチリが来るよ!」 私の目をジッと見ながら彼の眼は曇った。 間一髪、反撃を食い止めることができる… もっと読む そこに有る危機 さよなら メリークリスマス
私はこの頃、苦笑いすることが多い、それは友、特に後輩が 「Sさん! からだ大丈夫 ? 無理しないでよ」 私の身体を労わって声を掛けてくる、社交辞令と分かっているが 彼等の気配りを嬉しく思う反面 (そう年寄り扱いせんでくれ… もっと読む Mよ! 泣くな 妻 追憶に泣く