風が鳴る 窓を揺るがす風が吹く
今夜はやけに突風が吹き荒れる、まるで熊本の地震で命を落とされた方々の無念が そうさせるように、 私は神妙に耳を傾けている、助けて上げられなかった事を詫びるように頭を垂れる。 熊本は新婚旅行でお訪ねした街、あの時の数々の光… もっと読む 風が鳴る 窓を揺るがす風が吹く
今夜はやけに突風が吹き荒れる、まるで熊本の地震で命を落とされた方々の無念が そうさせるように、 私は神妙に耳を傾けている、助けて上げられなかった事を詫びるように頭を垂れる。 熊本は新婚旅行でお訪ねした街、あの時の数々の光… もっと読む 風が鳴る 窓を揺るがす風が吹く
頬に触れる春風が心地よくなって夜空に瞬く星座に夢を託す季節、私は折に触れ 夜空を見上げることがある、それは犬との散歩の途中であり、我が部屋の窓から 無意識に仰ぐ星空で有ったりする。 この宇宙のとてつもない広がりを実感させ… もっと読む 数十億光年 ご苦労様 おくつろぎ下さい
よう頑張ったな ! 締め切り前に提出が終わった、よう頑張ったなぁ ! 一度に数件の仕事は若い頃に比べてしんどいが終われば 達成感が素晴らしい、 新たな依頼があったがそれは気心の合ったA先生に託した。 晴れ渡った青空までも… もっと読む よう頑張ったな ! 旨いコーヒー飲んでくらぁ ?
相手の発する言葉に依って心が大きく傷つく事がある。 善意か悪意かに依って違って来るが、それとは別に 我々は、無意識の内に相手を傷つける事もある。 悪気が無く普通に話したつもりなのに相手の取り方では 思いもよらぬ反感を買う… もっと読む 幸せは心の持ちようで現れる 掴める
大きなヒマラヤ杉のその高校は潮の香の匂う海辺の近くに在った。 昭和が活気をみなぎらせて高度成長に向かって走り始めていた頃。 北側に岬へ続く国道が走り、東側にはまだ開ける前の田圃が青く、 南側の斜面には手入れの行き届いた夏… もっと読む ♪ 哀愁波止場は 追憶の別れ歌
PM5:00 ふたつの役所の担当者と矢継ぎ早に電話連絡、 締め切りの迫った申請案件が老体を鞭打っている。 朝からパソコンと図面を交互に睨めっこ ? 昼飯も2時 に摂ったばかりである、小休止するか ? 不足の書類を買い足し… もっと読む 今生への御礼奉公 幸せへのパスポート
( やさしい女性だな ! あなたは慈母観音様のようなお人ですね ) 女性にもてた事のなかった我が青春、ただひとつ心に残るのは 色恋抜きの歳上女性の眼差しに見つめられた記憶。 下級生には目も掛けられなかった劣等性なのに、何… もっと読む 悲しみを乗り越えて 弱者の杖になろう
季節の変わり目 雨交じりの突風が日本全国を吹きまくっている。 昨日まで市井の人々の目を慰めてくれた桜の花びらが、無残にも 路面にこびり付いて哀れさを誘う。 舞い散る桜の花びらに似て、私の心の中に咲いていた人恋桜も 悲しみ… もっと読む 季節はずれの突風に 菜の花が泣いていた
季節外れの風邪症状、行き付けの内科医院へ出向くと 「Sさん! 喉を見せて」 院長先生笑って催促する。 「ああん!」 子供に帰って口を大きく開けた・・・? 「花粉症ですね」 「この歳に ?」 2人のやり取り、 横に控え気味… もっと読む 弱気を捨てな 陽気だぜ 迎酒だよ 契酒
待ち合わせ時間に少し遅れたが相手もちょうど駐車場に着いたところだった。 そこは、町外れのコンビニ、3人そろったところで郊外の山の稜線にある畑 に向った。 農道を挟んで両側に普通畑、北側には季節野菜が植えられて、南側の畑に… もっと読む 桜吹雪が肩の荷を取り除く 幸せ迎い酒